『つくためにはついているものと付き合えばよい……ということを知ると、まず、外部のついているものと付き合うことをたいていの人が考えます。しかし外部のものと付き合うのは自分につきがない以上、同類でないから付き合いにくいし、知らないものが相手だか
『今現在、地球上に展開する私たちの文明は七回目の文明です。過去にすでに地球文明は六度滅亡しています。各文明とも、その発展にともなって人間の精神の堕落とおごりとの拡大を生み、それが頂点を迎えた時に、神の怒りというよりも自然の法則、宇宙の法則に
『大手の製パン工場に勤めていた人の話ですが、パンの小麦のタンクごとに、指示通りに組み合わせて何袋も防カビ剤や防腐剤を投入していくのだそうです。もちろん自分は絶対に食べません。大手パンの工場で働く人は自分たちの会社のパンを食べないということで
『私たちが受けている「洗脳」の例として、何が水を汚しているかということを考えていきたいと思います。家庭から出る米のとぎ汁やみそ汁が川の水を汚し、捨てたとぎ汁みそ汁を浄化するにはお風呂何倍分の水が必要などという説明を耳にされた方も多いと思います
『女性はいつも「この人でいいんだろうか」と迷っています。この人でいいんだろうか」と思うのは、条件をいっぱい挙げるからです。不動産屋でマンションを探す時と同じです。すべての条件を満たす物件は永遠にあらわれません。家賃、広さ、築年、駅からの距離、
『「今の自分」がいやだからといって、それを拒絶していては、未来は開けてきません。「今の自分」が「仕事ができない自分」なら、「仕事ができない自分」を受け入れ、そこからスタートするのです。何も、これから先もずっと「仕事ができない自分」のままでいなければな
『昔、あらゆる芸術家は締め切りを持って動いていました。芸術家のパトロンは、王様だったり、貴族だったりします。パトロンが、何かのイベントのために「こういう彫刻がいります。こういう壁画がいります。その期日までに作ってください」と言ったら、それを守
『どう見ても間に合わない、間に合いそうにない事態で、あなたが「忙しい」と口にする時は、今抱えている仕事のメドが立っていないということです。メドが立つと、仕事の半分は終わったも同然です。メドが立たないと、「間に合うだろうか」「できるだろうか」という
『追いつめられたら、新記録を出すチャンスだと考えてください。追いつめられて、あと何時間で仕上げなければならないということを経験し、それが締切り内に完成したら、それは新記録になります。新記録をいったん出したら、次からはその時間でこなすことがで
『眠る。それは日々の現実から開放されることですね。現実を生きているという状態から解放されるとは、思えば死にも似ています。眠りとは、短いけれど別れですね。たった一人の世界に帰ることです。あらゆる物事、あらゆる人々から離れてたった一人になる。そ
『私たちはみな、この世にオギャーと生まれたときから、初めての体験を数え切れないほど重ねてきました。初めてお母さんに抱かれ、初めておっぱいを飲み、初めてお母さん以外の誰かに抱かれ、初めて外の空気に触れ、初めておっぱい以外の何かを口に入れ、初め
『公開情報は、毎日あふれるように出されている。したがって情報収集に奔走するよりは、情報選択こそが重要である。たとえば新聞にはあらゆるたぐいの情報が入っている。その中では一面トップに掲げられているものよりも隣の小さな記事に何か新しい可能性を示
『男が怒るというのがホント好きじゃなかったですね。学校時代の暴力教師とかいるじゃないですか。男が怒るとあれになると思って、ずっと怒りを封印してきたんです。でも、強い者が弱い立場の者に怒っちゃ絶対ダメだけど、不利を強いられている者が、怒りのエ
『人間の幸福に重点をおけば、金を目的とした義務的な賃金労働よりも、カネにならない自発的な労働の方が価値が高く、その権化たる家事は労働の本道である。その事実を私たちはしっかり掲げるべきだと思います。賃金労働は家事の支えになって始めて意味がある
『私たちはほぼあらゆる希望がカネでかなうと思っている。しかしそれは、カネによらなければ生活必需品も入手できない仕組みの中で、カネを集め、カネを使うことが、際優先課題であるかのように洗脳されてしまった結果の錯覚ではないか。実際問題として、カネ
『フラクタクルとは、「部分を拡大すると全体と同じ構造になるような自己相似の性質」である。たとえば朝の通勤を「部分」として取り上げる。仮に車で通っているとして、信号をすいすい通れるばあいと、その逆の場合がある。そのわずかの時間で起こった事象を拡
『僕はせっぱつまるといい仕事ができる、とかねがね言ってきたんですけれどね、でもそれは違うんです。ただだらだらグズグズしてのんきに構えてるだけなんですよ。そして、期限が迫ってくるとやっと重い腰を上げる。せっぱつまったっていい仕事をするわけじゃ
『鍛えれば鍛えるほど脳の性能は向上します。頭がよくなります。じゃあ脳はどういうときによく使われるかというと、変化に遭遇した時です。慣れていないことをやる時、初めてのものを体験する時、脳はフル稼働します。その時に「嫌だなあ」「煩わしいなあ」という