『私たちの銀河系のとなりにはアンドロメダ銀河というのがあります。距離は約230万光年ほどです。これはすなわち、私たちは230万年前のアンドロメダ銀河の姿を見ていることになります。逆にいうと、私たちはアンドロメダ銀河の「現在の」姿を見ることはできな
『10光年離れたところから見た太陽の明るさは、50キロメートル先に置いた100ワット電球を眺めたのと同じくらいの明るさです。その電球から20センチメートルほど離れたところに、1ワットの豆電球の100万分の1しかない明るさの電球を置いたとする
『グラウンドに直径1メートルの玉を置いて太陽に見立てるとすると、100メートル以上離れたところを、直径1センチメートルの地球が回っていることになります。太陽の玉から500メートルほどのところを、直径10センチメートルの木星が回っていることに
『「アメリカではセミは鳴かない!?そんなばかな〜!」と思われたかもしれません。もちろん現実にはアメリカでもセミは鳴いています。わたしたち日本人がアメリカに行って、セミの鳴き声を聞けば、日本のセミと同じように聞こえるでしょう。しかし、アメリカ
『化学肥料を使うと作物は「早く育ち、おおきく」なります。これは、よいことであるかのように思われていますが、この「早く、大きく」が問題なのです。早く大きくなるということは、中身が充実しないうちにどんどん成長してしまうため、作物に含まれる栄養分
『なぜ、人は農薬を使うのでしょうか?「そりゃー害虫をやっつけるために決まってるベー」とみんながいいます。 田んぼや畑の害虫を殺して農作物を守るためだというのです。 そうでしょうか?たしかに、殺虫剤をかければ害虫は死にます。 しかし、両目をあけ
『それにしても財界は、賃金の引き上げが経済成長を阻害するかのように言い、不安定就業の改善が雇用の減少をもたらすかのように言う、お決まりの欺瞞的な議論をいつまで続けるつもりなのでしょうか。低賃金と不安定就業が蔓延していればいるほど、経済は健全
『片づけが“イヤなこと”“できればやりたくないこと”であるのは誰にも共通しています。その“イヤなこと”をどうすればできるようになるのか。それには知恵と工夫が必要です。どのように片づけを分解して、どこにポイントがあるのかを見極め、少ない時間を
『一向にリハビリをしようとしない車椅子の老人が、新たに入所してきた女性と食事で知り合い、仲がよくなってから態度が一変したそうです。その女性も車椅子に乗っていたそうですが、その男性が女性をリードするようにリハビリに励んで、やがて杖をついて歩け
『国家が愛国心をあおって、国民にことさら国を意識させることは、実は危険を伴うということも意識しておかなければならないと思うのです。理由は二つあります。一つは、日本国憲法においてもっとも大切な「個人の尊重」という理念に反すると思うことです。国
『「どうして自分ばかりめんどくさくて、地味で、それほど評価もされないことを頼まれるのだろう。運が悪い」と悲観してはいけません。めんどくさいことをやることで、めんどくさいことのおもしろさや幸せに気づきます。友達も生まれ、信頼も生まれます。みん