朝、目が覚めると、真っ先にカーテンを開けます。そのままガラス窓も開いて、そこから顔を外に出します。空を仰ぎます。雨が降っていても、空には挨拶します。青空にだけ挨拶するのは、えこひいきです。　空に挨拶したら、左右に視線を移動させます。とくに

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　フランス図書 http://www.francetosho.com/ に注文していた、フランスの哲学の先生、パスカル・ダビド https://fr.wikipedia.org/wiki/Pascal_David の新作『エコロジーは科学技術の桎梏を逃れることができるのか』が届いたので、冒頭の部分だけ読んでみま

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　子供のころから地図が好きです。　いままで住んできた幾つかの街の様子が、頭の中に地図の形で収まっています。いつでも取り出せる状態です。「記憶の地図」です。『「地図感覚」から都市を読み解く』(今和泉 隆行/晶文社) https://www.shobunsha.co.jp/?p=

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　知人宅の家の中にある、木の階段を使って二階に上がろうとして、不意に思い出します。下から階段を見上げていて、「ああ、そうだった」と思い出すのです。私が随分と小さかったころのことです。　大阪市内の親戚の家に遊びに行くと、家の中に階段があります

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　山手線の中では、車椅子や乳母車を置ける「フリースペース」に立つのが好きです。広々としているからです。もちろん、必要としている人が来れば、すぐに場所を譲ります。　「フリースペース」に１人立ちながら、モーリス・ブランショの『事後的に 永遠の繰

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　週末、友達が来るので、奮発してアマダイを購入します。　口の先から尾びれの先までの全長が30センチです。二枚下ろしにします。片身は刺し身にして、もう一方の骨のついたほうは塩焼きにします。刺し身の側は皮をはぎますが、焼く側は、皮は残して、うろこ

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　神田神保町で新年会があるので、久しぶりに古書店街に行きます。　私にとって神保町は、田村書店洋書部 http://www.tamurashoten.com/ です。ちょっとだけ寄ってみることにします。　田村書店の二階にある洋書部に行くには、店舗の左側にある階段を使います

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　「ホッケの干物に、魅入られ」たことを、【メルマガくん】の１月１日号でお話ししました。焼いたホッケの干物を食べようとして、なんの変哲もない普通の干物なのに、見つめてしまったのです。　https://open.mixi.jp/user/1910205/diary/1974223823　いま私

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　ハンナ・アーレントとは、比較的に最近、出会ったと思い込んでいました。ジャンピエール・デュピュイの『ツナミの小形而上学』を読んだとき初めて、ハンナ・アーレントという名前を知った。そのつもり、でした。ところが、違ったのです。　去年(2019年)の大

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　昨年(2019年)の目標は「１か月で複数冊の外国語の本を読む」でした。大晦日に、なんとか24冊目を読み終えました。http://asano.an-web.com/dokusho/2019_01.htm　今年(2020年)は、この目標は掲げません。「できれば複数冊を読みたいけれど、数を稼ぐために

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