歯磨きの間に本を読む習慣は、高校生のときからです。　「教科書や参考書以外の本は、机の前では読んではいけない」　というお達しがあったので、　もっぱら、歯磨きの間に、「それ以外」の本を読むように　なったのです。　ドストエフスキーの『悪霊』や『

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　水曜日の朝は、忙しい。　「忙しい」というのは、正確ではありません。　「忙しい」のは、主観に過ぎないかもしれません。　水曜日は、燃えるゴミの日なので、午前８時をめどに、　ゴミを集積所に出すのです。　そのためには、まず、風呂場の排水口のゴミ受

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　将棋の新人棋士、藤井聡太四段の28連勝が　話題をさらっています。　神谷広志八段の持つ、　それまでの記録、28連勝に並んだからです。　しかも、デビュー以来、負けなしです。　たまたま新記録の29連勝目が懸かる、本日(26日)の　竜王戦決勝トーナメントの

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　休みの日には、惰性に流れがちです。　仕事の日なら、「すること」を書き出して、　ひとつずつ実行していくのに、　休みだと、なんとなく一日が過ぎてしまいます。　気づくと、映画も見なかったし、美術展にも行かなかったし、　もう夕方だし……となりかね

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　交差点で信号待ちをしていると、　どこからともなく、小さなレジ袋が飛ばされてきます。　歩道をなめるように低空飛行しながら、　するすると近づいてくるのです。　私の足元まで来ると、ふわっと浮き上がって、　空中で止まったかと思うと、　急旋回して、

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　この前は、イランを味わうために、　高崎まで旅をしてしまいました。　イランの映画監督、アスガル・ファルハーディーの　『別離』を見たいと思っていて、　そのままにしていたら、近所の映画館ではもう上映していなくて、　高崎まで行かなければならなかっ

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　私は、面倒くさがり屋です。　「あとで、しよう」と思っても、その「あと」がないのです。　中谷彰宏『美人は、片づけから。』(だいわ文庫)　http://an-web.com/?p=45370　を読んでいて、よろしくない例に、たいてい当てはまります。　「このコップは、あと

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　中谷彰宏『なぜ あの人はいつも若いのか。』　(秀和システム) http://an-web.com/?p=45362　に、【足の指を、全部動かせるようになろう。】とあります。　私の場合、親指は、動きます。　その他の指は、全部一緒になら動きます。　親指は大丈夫ですが、他の

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　「腹筋ローラー」に、転がされる日々です。　転がされているうちに、だんだんに回数が増えてきました。　ふと、「腹筋ローラー」を見つめてしまいます。　こんな単純な構造なのに、転がされてしまっています。　いえ、「単純な構造」だからこそ、転がされて

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　雑誌は、お目当ての記事があるから買います。　お目当ての記事だけ載っていればいいな、とも思います。　他の記事は、無駄に感じるのです。　他の記事を読んでみると、お目当ての記事よりも、　ずっと面白いことがあります。　この雑誌を買わなければ、　一

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　週末は、美術館や博物館に行きます。　たとえば、印刷博物館　http://www.printing-museum.org/　です。　派手な博物館ではありません。　交通至便でもありません。　駅から、ぶらぶらと歩いて向かってもいい。　帰りは駅まで、通りかかったバスに乗るのも

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　高度経済成長時代(1950年代半ばから73年の石油ショックまで)　は、1960年生まれの私にとって、　生まれてから中学１年生までの時期と重なります。　この時代、都市の郊外の団地にあった私の家には、　筑摩書房「世界文学大系」という文学全集　http://ameql

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　ガムを買う場所は、決まっています。　ガムは、どこで買っても、たいして値段は変わりません。　なのに、わざわざ渋谷駅の売店で買うのです。　たいてい、小銭を用意してあるので、　1000円札を出すことはありません。　それでも、「ちょうど」というのは、

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