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日記一覧

 ツクツクボウシが、東京ではなかなか鳴かないなと 思っていたら、いつの間にか、 ツクツクボウシの声で街が満たされています。 ツクツクボウシが鳴き始めると、 夏ももう、終わりです。 今年の夏を、ツクツクボウシと一緒に見送るのです。 どんな夏で

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 お昼に中華料理屋さんに入ると、たいてい定食です。 A定食:回鍋肉(ホイコーロー) B定食:酢豚 C定食:ラーメンに半チャーハン 「A」「B」「C」の三択であるところが、選びやすい。 これが、「A」から「Z」まであるとしたら、 悩んでしまいま

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 朝、家を出て、最寄り駅に向かいます。 昭和の初期から開発が始まった古い住宅街です。 もちろん、当時の住宅は、ほとんど残っていません。 第二次大戦中の空襲で焼け落ちたか、 焼け残っても経年変化には勝てません。 大谷石の塀だけが開発当時を物語

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 夕暮れが迫ると、 近所の空き地の上をコウモリが飛び回ります。 しばらく立ち止まって、ジグザグな飛びっぷりに見ほれます。 以前は、コウモリに気づきませんでした。 このあたりにも、コウモリの食べ物が増えてきたのでしょう。 コウモリの群れが夕暮

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 夏休みも、もうおしまいですが、 私の「大人の夏の課題図書」は、 『顔ニモマケズ』(水野敬也/文響社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4905073642/anweb-22 です。 中身は、サブタイトルの〈どんな「見た目」でも幸せになれることを証明し

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 お盆の大阪高島屋で、 放送開始50年記念『ウルトラセブン』展を開催していたので、 ふらふらと入ってしまいました。 改めて、私のかなりの部分が『ウルトラシリーズ』と 円谷プロダクションで出来ているのを思い知らされました。 『ウルトラセブン』は

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 お盆休みに一緒に旅に出た、モーパッサンの『男ごころ』は、 19世紀の小説です。 1890年に出版されていますから、100年以上前の作品です。 100年前の小説だけど、描かれている女性像が新しい。  最近、私は、『サイコパス』(中野信子/文春新書) http:

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 お盆の帰省のため、1冊の本と旅しました。 モーパッサンの『男ごころ』です。 モーパッサンは、毎日、「首飾り」を音読しているから、 日常そのものです。 でも、この長編小説は、読んだことがありませんでした。 いつ買ったのかも定かではありません

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 今年は、東京23区内でも、 ほとんど毎日、スズメバチが飛んでいるのに出くわします。 原宿の竹下通りにもいます。 黒い帽子をかぶっていることが多い私は、 思わず、首をすくめてしまいます。 幸い、スズメバチに襲われたことはありません。 それでも

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 朝のニュース番組の最後のほうで、「現在の外の状況です」 と、アナウンサーさんが言います。 そのあと、たいてい、屋外の風景が映ります。 放送局の外観だったり、近くの公園だったり。 アナウンサーさんが「外」と言うということは、「私たち」は、一

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 堺の実家に帰省すると、周囲を散歩します。 なんの変哲もない、団地です。 昭和の高度経済成長時代に造成された団地です。 5階建ての府営住宅は、順次、高層住宅に建て替えられています。 企業が所有していた社宅は、気がづけば全て分譲マンションに 

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 竹橋の東京国立近代美術館 http://www.momat.go.jp/am/ の常設展に行くと、なじみの絵に再会できます。「会わない間、元気でしたか」と絵に問いかけます。「こちらは、変化なしです」 と言うのも、ちょっと残念な気がします。「次に会うときには、もう少

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 お盆になると、実家に帰ります。 新幹線の中で読む本をどうしよう。 まだ、決めかねています。 読みかけの本を連れて行くのも、 なんだか、日常の続きです。 いつもなら読まないような本でなくては。 お盆仕様の本です。 どんな、本だ? 書棚を眺め

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 朝、表参道の坂道を上っていきます。 ケヤキ並木のおかげか、車道の車の騒音は和らいでいます。 それでも、通奏低音のように車の音が鳴っています。 私の耳のセンサーは、車の音には反応しないで、 セミの鳴き声を拾います。 ミンミンゼミのほか、二種

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 毎日、歯磨きの間に読んでいた 三浦瑠麗『シビリアンの戦争       ――デモクラシーが攻撃的になるとき』(岩波書店) https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000258648/anweb-22 を、読み終えました。 防衛関連の報道がない日はありません

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 地下鉄・表参道駅の駅で、 WAVE出版の小田明美さんにばったり出会います。 表参道の駅でばったりは、今度が2回目。 有楽町線の車内でばったり、が1回。 地下鉄でよく会う、小田さんです。 小田さんと最初に会ったのは、20年前です。 お互いにコリー

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 竹橋の「東京国立近代美術館」に初めて行ったのは、 駿台予備校のときです。 予備校時代に感謝しています。 現役で東京の大学に合格していたら、 きっと、「東京の重み」に押しつぶされていたに 違いありません。 予備校時代という緩衝材があったので

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