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2026年07月14日07:22

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朝日新聞「ひらく 日本の大学」取材班『崖っぷちの私立大学』(朝日新書)を読みました

朝日新聞「ひらく 日本の大学」取材班『崖っぷちの私立大学』(朝日新書)を読みました。
著者は、朝日新聞の取材班です。その取材班の1人で、はじめにを書いているジャーナリストは、全国800余りの大学のうち200を取材したと明記しています。
日本の私立大学に関する行政の今後の方針は、本書でも何度も繰り返し引用されているように、中教審では昨年2025年2月に取りまとめた「我が国の「知の総和」向上の未来像〜高等教育システムの再構築〜 (答申)」で明らかにされています。すなわち、この答申では、今後の人口減少と少子高齢化に伴い、2040年までに4割、約250校の削減や統廃合、そして、学部定員を18万人程度縮減するとの財政審議会報告に基づいて、特に地方私立、さらに特に特にで、人文科学系や社会科学系の私大の統廃合が盛り込まれています。別途のお話しながら、大学なのに小学校みたいに、四則演算の算数レベルを教えている、といったネガキャンを見かけた人は少なくないものと私は想像しています。本書では、都市部ではない地域における中小私大の役割を考え直し、単純に定員充足率だけで私大の統廃合を考える政府の姿勢に疑問を投げかけています。
私は本書を大学生協の書店で購入しましたが、まあ「立命館大学は大丈夫でしょ」という感じでした。東京のGMARCHとか、関西でいえば関関同立や産近甲龍とかの都市部にあって知名度が高くて規模の大きい私大ではなく、地方圏の中小規模私大に着目し、地域での学びの場というだけでなく、若者の定着や経済的な側面も含めて、かなり大規模な取材とインタビューにより、私大の統廃合という政府の方針に対して疑問を呈しています。

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