佐藤隆広・西山博幸[編著]『新新貿易理論とインド経済』(ミネルヴァ書房)を読みました。編著者はそれぞれ、神戸大学経済経営研究所教授と兵庫県立大学国際商経学部教授です。本書はタイトルからも明らかな通り、メリッツ教授らが切り開いた新々貿易理論(NNTT)
辻村美月『嘘つきジェンガ』(文春文庫)を読みました。著者は、とっても人気の小説家です。私は『かがみの孤城』などは読んでいますが、それほどたくさんの作品を読んでいるわけではありません。本書には、短編といってもいいのでしょうが、やや長い中編くらい
幸村百理男『東大理三の悪魔』(宝島社)を読みました。著者は、東大理三から医学部を卒業した眼科医のようです。本書は今年2015年1月の出版で、私は単行本で読みましたが、早くも上下巻に分冊して文庫本となっているらしいです。というか、そもそも、本書はAma
#2025年の本ベスト約10冊経済書・専門書部門オードリー・タン & E. グレン・ワイル『Plurality』(サイボウズ式ブックス)ジョセフ E. スティグリッツ『スティグリッツ 資本主義と自由』(東洋経済)ヤニス・バルファキス『テクノ封建制』(集英社)ウィリアム・ラ
小説部門塩田武士『踊りつかれて』(文藝春秋)伏尾美紀『百年の時効』(幻冬舎)鈴木光司『ユビキタス』(角川書店)伊坂幸太郎『さよならジャバウォック』(双葉社)逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』(早川書房)スティーヴン・キング『ビリー・サマーズ』上下(文
宮島未奈『成瀬は都を駆け抜ける』(新潮社)を読みました。著者は、小説家であり、京都大学文学部のご出身です。本書は成瀬あかりを主人公とする『成瀬は天下を取りにいく』と『成瀬は信じた道をいく』に続くシリーズ第3作、最終巻です。第1作の『成瀬は天下を
柊サナカ『喫茶ガクブチ 思い出買い取ります』(文春文庫)を読みました。著者は、作家なのですが、10年以上も前に「このミス!」大賞・隠し玉として、『婚活島戦記』でデビューしているらしいです。私には初読の作家さんでした。舞台、というか、喫茶ガクブチが
佐高信・前川喜平『だまされない力』(平凡社新書)を読みました。著者、というか、対談者2人は、評論家と元職ながら文部科学事務次官だった人物です。本書冒頭では、「開運! なんでも鑑定団」に出演している古美術鑑定家のお話として、ニセモノに引っかかる時
ジェーン・スー『ひとまず上出来』(文春文庫)を読みました。著者は、ラジオパーソナリティ、コラムニストであり、本書は『CREA』ほかに連載されていたエッセイを2021年に単行本として出版され、さらに、今年2025年9月に単行本化されています。エッセイとして
三宅香帆『考察する若者たち』(PHP新書)を読みました。著者は、私も読んだ前著の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)で話題になった評論家です。ただ、本書は、結論からして、少し物足りない読書でした。2020年から始まったコロナ禍あたり
亀田啓悟・井深陽子[編]『「不安」の解析』(慶應義塾大学出版会)を読みました。編者2人は、それぞれ、関西学院大学総合政策学部教授と慶応義塾大学経済学部教授です。本書の編者はもちろん、執筆陣は慶應義塾大学経済学部教授を2025年3月末で退任した嘉治佐保
塩田武士『踊りつかれて』(文藝春秋)を読みました。著者は、ミステリも含めたエンタメ小説家であり、私は前作の『存在のすべてを』を含めて、ある程度はこの作者の作品を読んでいると自負しています。簡単にストーリを振り返っておくと、後に裁判の被告となる
川村元気『8番出口』(水鈴社)を読みました。著者は、映画の制作や小説の執筆などの活動をしています。私は『世界から猫が消えたなら』を読んだ記憶があります。本書は、ゲームクリエイターであるKOTAKE CREATE氏によって2023年に制作され、累計180万ダウンロ
本ではありませんが、学術論文で、全米経済研究所(NBER)から "The Economic Impact of Brexit" と題するワーキングペーパーが報告されています。タイトル通りに、英国のEU離脱=BREXITが英国経済に及ぼした影響を分析しています。当然のことながら、BRXITは英
川本真哉・齋藤隆志・水落正明『データ分析を使ったレポート・論文ハンドブック』(中央経済社)を読みました。著者は、立教大学経済学部教授、明治学院大学経済学部教授、関西大学経済学部教授です。すなわち、すべて経済学部の教員であり、本書も経済系の内容
宮田庸一・阿部俊弘『実践のための統計学』(アイ・ケイ コーポレーション)を読みました。著者は、高崎経済大学経済学部の准教授と法政大学経済学部の教授です。どちらも経済系の研究者と考えてよさそうです。章別に、1変数=ユニバリエイト、2変数=バイバリエ
一橋大学経済学部[編]『新・教養としての経済学』(有斐閣)を読みました。編者については、今さら私ごときが言及する必要はないと思います。本書は2013年に出版された『教養としての経済学』の改訂版であり、大学経済学部の初学者、あるいは、相当にアドバンス
似鳥鶏『みんなで決めた真実』(講談社)を読みました。著者は、ミステリ作家であり、2006年に『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選してデビューしています。アンソロジーに収録されている短編を別にすれば、単行本や文庫本としては初読の作家さ
青柳碧人『乱歩と千畝』(新潮社)を読みました。著者は、エンタメ小説家であり、『むかしむかしあるところに、死体がありました。』で第17回本屋大賞にノミネートされ、『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』などのヒット作があります。本書は、大正期から昭
桃野雑派『蝋燭は燃えているか』(講談社)を読みました。地元の公立図書館で借りています。こういったエンタメ本を読む際には、図書館は私にはとてもありがたい存在です。前編『星くずの殺人』では、無重力の宇宙ステーションで首つり死体発見、というミステリ
伏尾美紀『最悪の相棒』(講談社)を読みました。著者は、ミステリ作家なのですが、2021年に第67回江戸川乱歩賞を受賞した『北緯43度のコールドケース』でデビューしています。博士号を持つ異色の警察官の沢村依理子を主人公とするデビュー作のシリーズには続編
井手英策『令和ファシズム論』(筑摩書房)を読みました。著者は、慶應義塾大学経済学部の教授であり、ご専門は財政社会学です。本書は、かなり過激なタイトルですが、タモリの「新しい戦前」におそらく触発されて、現在の日本の経済社会をおおっている薄らぼん
ケネス・ロゴフ『ドル覇権が終わる時』(日経BP)を読みました。著者は、米国ハーバード大学教授であり、ご専門はマクロ経済学、金融経済学です。今世紀初頭の2001-03年に国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストも務めています。私の予想ではノーベル経済学賞に
稲村悠『謀略の技術』(中公新書ラクレ)を読みました。著者は、警視庁にて公安部捜査官として諜報活動の捜査に従事した経験を持ち、現在は日本カウンターインテリジェンス協会代表理事です。諜報活動やサイバー攻撃に関する警鐘活動に従事している、とのことで
藤井敏嗣『富士山噴火』(岩波新書)を読みました。著者は、東京大学の名誉教授であり、東京大学地震研究所の所長も歴任されています。ご専門はマグマ学、火山学、火山防災政策だそうです。タイトル通りの本であり、冒頭で、富士山は最近の休止期間が異常に長く