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ミニマル・ミュージック創始者のひとりスティーヴ・ライヒは今年90歳になるのだそうだ。
そんなライヒから全幅の信頼を置かれている打楽器奏者の加藤訓子(くにこ)がプロデュースするプロジェクトの公演。
打楽器アンサンブルということで、全体が俯瞰できる2階席を手配。
KUNIKO KATO & MUSICIANS
加藤訓子(監修)
青�砲呂覯�
戸崎可梨
富田真以子
藤本亮平
細野幸一
悪原至
松野弥咲
濱仲陽香
<ホワイエにてウェルカム・コンサート>
00.木片のための音楽 Music For Pieces Of Wood(1973)
<本公演>
01.フォー・オルガンズ Four Organs(1970)
青�砲呂覯董�戸崎可梨、細野幸一、松野弥咲、加藤訓子
02.ナゴヤ・マリンバズ Nagoya Marimbas(1994)
細野幸一、加藤訓子
03.シックス・マリンバズ・カウンターポイント Six Marimbas Counterpoint(1986/2010)
戸崎可梨、濱仲陽香、藤本亮平、青�砲呂覯董∈挂邱�一、加藤訓子
<休憩>
04.マレット・カルテット Mallet Quartet(2009)
戸崎可梨、細野幸一、青�砲呂覯董�加藤訓子
05.セクステット Sextet(1985)
富田真以子、青�砲呂覯董�戸崎可梨、松野弥咲、藤本亮平、加藤訓子
ホワイエでいきなり始まったウッドブロックを叩く演奏。
3人から始まって最終的には5人。ミニマルミュージックのエッセンスが詰まっている。
これだけでもいいものを観させてもらったという感じ。
01、02、03、04が一人多重録音で録音済み。
アンサンブルになるとこうなるのか、というのがよくわかる。
いずれも精緻な演奏だが、やはりライヴ感のあるアンサンブルには別の魅力がある。
メンバーはみんな若い。
そんな彼らが見事な演奏を繰り広げる。
なるほど加藤訓子がこの重要なプロジェクトに登用しただけのことはある。
精密な演奏だからこそ、微妙な移ろいがよくわかる。ミニマル・ミュージックを魅力的に聴かせるには精緻な演奏あってこそだということが理解できた。
ステージ上のライティングの演出が良く、シンプルながらこの公演の特別感をよく表していた。
加藤訓子は長い髪を振り乱して演奏する。
踊るように。
聴かせるだけでなく見せることにも長けている。
気が付いたら終わっていたという感じだ。
短く感じたのは充実していたからだろう。
9月5日のパーシモンでの公演も楽しみだ。
大作『ドラミング』がプログラミングされている。
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