では、本日2本目。
ヴィルタスと読むのだそうだ。
記念すべき第1回公演に立ち会う。
チェロ奏者である丸山泰雄が主宰のアマオケ。2026年1月に結成というから出来立てのオケだ。
丸山泰雄&Virtus Orchestra
01.モーツァルト:交響曲 第31番 ニ長調 K.297 『パリ』
02.R・シュトラウス:メタモルフォーゼン (23の独奏弦楽器のための習作)
<休憩>
03.メンデルスゾーン:交響曲 第3番 イ短調 Op.56 『スコットランド』
指揮者がチェリストということで弦には自信があるのだろうと思っていた。
それゆえの『メタモルフォーゼン』であろうと。
モーツァルトのパリ交響曲。
挨拶代わりとしてはいい選曲。
第2楽章でホルンがよれよれになってしまったのが残念。
とはいえ、ホルンのミスは想定内。
弦楽合奏の『メタモルフォーゼン』はシュトラウスのシリアス部門の傑作と思う。
迫力があった。アンサンブルの密度が濃い。
二階にいたのに音圧が迫ってくる感じだった。
実演で聴くのは初めてだが、名演だったのでは。
後半はメンデルスゾーンの傑作。
彼の曲はどれも美メロの見本市だが、これも例外ではない。
構成もしっかりしているので、立派な交響曲になっている。まさに彼にしか書きえなかった傑作である。
モーツァルト以降の天才となるとメンデルスゾーンだろうな。
熱いスコットランドだった。
トランペットの咆哮が凄いぞ。
弦が薄めなので管が目立つというのはあったろうが、これほど燃えたメンデルスゾーンも珍しい。
これはこれで楽しいぞ。
メンデルスゾーンはオーケストレーションの天才であったことも再認識。
終楽章のコーダでのホルンのミスは目立ってしまったなあ。
1回目の公演としては上出来ではなかろうか。
熱量は十分感じたし、実力も伴っている。
運営に問題はあったが、次回以降改善されるだろう。
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