今日はこちらのアマオケ。
120回めの定期演奏会ということで歴史が長い。
森口真司&東京学友協会交響楽団
手嶋眞佐子:アルト
手嶋眞佐子とマーラー3番を歌う会:女声合唱
ゆりがおか児童合唱団:児童合唱
01.マーラー:交響曲 第3番 ニ短調
100分を超える曲なので休憩無しでこの曲のみ。
冒頭の8本のホルンの斉奏から素晴らしい。
マーラーは金管が締まらないと成り立たない。
(もちろん弦や木管もそうなのだが、金管の乱れは一際目立つのだ)
安心して聴くことができた。
ミスが無かったわけではないが、それを言うのは重箱の隅を突くようなものだろう。
第3楽章のポストホルンのソロは本当のポストホルンを使っていた。もちろん舞台裏で。
第1楽章途中のスネアも舞台裏で演奏していた。
マーラーの指示にできる限り従おうという誠実さを見ることができた。
アルト独唱はチェロの後ろ、コントラバスの前に位置取り、そこで歌っていた。
音に埋もれるのでは、と思ったが、そんなことはなかった。
繊細で深くいい声だった。
女声合唱はこの演奏会のために組織された団体。児童合唱は歴史のある団体のようだ。
両者とも見事な歌唱だった。
お目当ての終楽章はとても良かった。
弦の響きも美しいし、アンサンブルも緻密だった。テンポは速くもなく遅くもない。
咽び泣くような弦のメロディーの表情付けも過不足なく感動的。
終盤の金管の弱音によるコラールも聴きどころのひとつで、ここも天国的に美しかった。
正統的な解釈だが、きっちりまとめ上げていたのはさすがだ。
マーラーの本質はこうした緩徐楽章にこそ見ることができる。
それが間違っていないことを確信させてくれた演奏だった。
総じてマーラーに対して誠実であろうという演奏だったように思う。
このオケは覚えておく。
次回はベルリオーズの幻想をメインに、デュカスの『魔法使いの弟子』にルーセルの3番なのだそうだ。
ルーセルは貴重だな。
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