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2026年02月11日16:26

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佐藤紅[編著]『京都文具大全』(光村推古書院)を読みました。

佐藤紅[編著]『京都文具大全』(光村推古書院)を読みました。
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著者は、本書の出版をしている光村推古書院の編集者です。本書の前作として、同じ出版社から『京都おみやげ大全』という本も編集・出版しています。
はい、タイトル通りの本です。幅広く京都の文房具を一挙紹介しています。筆・墨・硯・紙の文房四宝から絵の具、木版画、文箱、懐紙やマスキングテープまで、ジャンルも多岐に渡る文具を網羅しようと試みています。もちろん、京都ですから和テイストが多くなっています。
本書は5章構成であり、各章のタイトルは「したためる」、「かきとめる」、「たずさえる」、「ととのえる」、「たしなむ」となっています。冒頭章の「したためる」では、鳩居堂の便箋から始まっています。書く、折る、切る、塗る、描く、貼るといったさまざまな用途の文具をフルカラーの写真とともに紹介しています。ただ、出版が10年前の2016年ですので、巻末INDEXに、お店の一覧や地図も収録されているとはいえ、本書と同じ文具を10年後の現在も取りそろえているか、というと確実ではないかもしれません。
ただ、実際に手に取れなくても、繰返しになりますが、全ページフルカラーの写真が満載ですので、実用に供するだけでなく本書を眺めているだけでも、文具を駆使する教員として、私なんぞは幸福な気分にひたれます。フルカラー200ページ余りで税別2200円はお買い得と感じる読者がいそうです。
最後に1点だけ。鳩居堂をはじめとして、尚雅堂、恵文堂一乗寺店、などなど、京都でも有名な文具店とともに、水族館や美術館・博物館などのミュージアムショップの文具も幅広く紹介されていますが、何といっても、京都は大学の街、学生の街です。大学生協の文具にももっと目を向けてほしかった気がします。我が母校の京都大学時計台下にある京大ショップもいくつか取り上げられていますが、素数ものさし以外にも、いろいろと茶目っ気のあるものも含めて幅広い文具が取りそろえられています。


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