今年後半からアマオケを聴くことが多く、そのレベルの高さに驚かされている。
プロオケでも難曲とされるものもプログラムに乗せてくる。
凄いことだなあと純粋に思う。
というわけで今日はそんな難曲をプログラミングしたアマオケ、ザッツ管弦楽団のコンサート。
田部井剛&ザッツ管弦楽団
01.ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
<休憩>
02.ストラヴィンスキー:バレエ音楽 春の祭典
<アンコール>
03.ブラームス:大学祝典序曲 ハ短調 Op.80
ブラームスの4番は第1楽章冒頭のヴァイオリンが命。
良い出だしだ。よくまとまっているし、音色も美しい。
終楽章はフルートがカギ。
これもいい感じだ。
全体的にゆったりしたテンポだったように思う。
手堅くまとめたという印象ではあるが、この曲を鑑賞するには十分だったと言えよう。
金管に若干ミストーンがあったとはいえ、許容範囲だろう。
非常に充実した演奏だったと言える。
後半は稀代の難曲『春の祭典』。
5管編成という大所帯、かつ大変拍子大会。
事故がつきものとさえ言われている。
チェロの弦が壊れるという事故はあったが、それ以外の事故はなかったようだ。
(最後に指揮棒が折れるという事故もあったらしい)
つまり優れた演奏だったということ。
目立つような瑕疵なく再現できたことが凄い。
本当に凄い。
ストラヴィンスキーは天才だったんだなあ、と改めて思う。
彼はほかにもいい曲をたくさん書いたが、最高傑作となるとやはりこの曲になってしまうのだろうか。
アンコールがあるとは思わなかった。
いい意味でアンコールらしい力の抜けた演奏。
良いコンサートだった。
こんなに見事な『春の祭典』が聴けるなんて、予想を超えていた。
それに圧倒されてしまった感はあるが、前半のブラームスも見事だった。
このオケは覚えておこう。
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