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2025年07月19日21:28

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寺井尚子@小金井宮地楽器ホール

初めて尚子さんに会ったのは2001年8月7日、銀座スウィングだった。そこで心を鷲掴みにされてほぼ四半世紀。
だがたぬ〜が大病してから夜のライヴにはなかなか行けず、すっかり疎遠になってしまった。
最後に会ったのは2012年10月31日、今は無きSTB139だった。そう平松加奈ちゃんをゲストに迎えた楽しいライヴだった。
ご無沙汰していたとはいえ、いつだって尚子さんはかけがえのない存在だった。
その尚子さんが地元に来る。

寺井尚子:ヴァイオリン
北島直樹:ピアノ
仲石裕介:ベース
荒山諒:ドラムス

01.セルタオ(リシャール・ガリアーノ)
02.首の差で(カルロス・ガルデル)
03.Those Foolish Days 〜過ぎ去りしょ日々(北島直樹)
04.雨上がり(仲石裕介)
05.リベルタンゴ(アストル・ピアソラ)
06.Gonna Fly Now 〜ロッキーのテーマ(ビル・コンティ)
07.スペイン(チック・コリア)
08.カッチーニのアヴェ・マリア(ウラディーミル・ヴァヴィロフ)
09.ヴァイオリン・コンチェルト(フェリクス・メンデルスゾーン)
<アンコール>
10.ペレスプラード・メドレー
11.星に願いを(リー・ハーライン)
12.セント・トーマス(ソニー・ロリンズ)

最初の一音で聴衆を自分の世界を引き込む。
ジェットコースターに乗っているかのように尚子さんに振り回される。
それゆえに聴いた後は疲労感を覚える。それが心地よいのだ。
いい意味で変わらない。

基本的に尚子さんはバッパーである。
そしてメロディーの歌わせ方が上手く、どことなくヨーロッパ的な雰囲気が漂う。
まるでスコアに書かれているかのようなメロディアスなアドリブ。
ジャズ初心者にとってはわかりやすく、熟練者にとっては懐が深い。
さすがである。

北島さんのピアノには懐かしさを感じた。そうそうこういうピアノだよね。というような納得感。彼のピアノも好きだったのだなと思い出した。
ベースの仲石くんは初めまして。雑味のない綺麗な音を出す。それでいてボディがしっかりしていて安定感抜群。
ドラムスの荒山くんも初めまして。手数の多いドラミングで、固いスネアの音が良い。
いいメンバーだな。

クロージングは今でもセント・トーマスなんだな。

終演後のサイン会は長い列。
尚子さんはわれわれのことを覚えていてくれた。
感動ものである。
久しぶりにならないうちにまた聴きに行くことにしよう。
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