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2024年03月25日21:08

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国立演芸場・花形演芸スペシャル〜受賞者の会〜　＠紀尾井町ホール

令和5年の受賞者(令和5年の)が、9人（落語協会が8人、芸協は昇也ひとりだけ）。それに前座、一之輔ｻﾝ、表彰式が20分あって、一人15分(とりの扇橋師匠だけ20分）というあわだしさ。それでも、受賞とあって、ご贔屓から「たっぷり！」「待ってました！」と声が飛ぶ。

仲入りのあとに、20分の授賞式があり、司会は一之輔さん。表彰状を読んで受賞者が受け取り～ご挨拶という味気ないセレモニーのはずが、司会が面白くするので、爆笑で30分もかかってしまった。

【不幸者　扇橋･･･大賞受賞】
持ち時間20分だが、ほぼ本寸法と思われる内容だった。大旦那が押し入れ部屋に
通されて、昔の芸者とよりを戻すまでの心の動きがｼﾞｮｰｽﾞ。この大旦那は「百年目」で番頭と対面してる人と同じキャラが入ってたナ。

扇橋師匠は、去年につづき大賞。3年前は、神田伯山ｻﾝが金賞で、扇橋ｻﾝは金賞だった。なんでも、真打ちになって10年は参加できるそうで、来年も金賞を目指すらしい。

【ビデオ屋のノレン　　隼人･･･金賞】
「ここは下町のビデオショップ～」で始まる新作講談。15分しかないのがｶﾜｲｿｳだが、しかたない。講談の受賞者は、よし乃さんと隼人さんの2人。

【ウクレレ漫談　　空五郎･･･銀賞】
前の国立演芸場で聞いたことあり、2度目。ウクレレがうまく、声が良く、ボサノバのリズムもノリノリ、岐阜高山出身なので、高山言葉で、イパネマの娘なんか歌って、終わりは、観客が自然と手拍子になる。この人、もっと売れていい。

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