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2024年02月23日17:51

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国立演芸場寄席 24年2月後半  @内幸町ホール

2月の20日は23℃もあった。ところが、きのう今日と真冬に逆戻り、この23日は小雪混じりの寒さだった。内幸町ホールは初めてで、入口がどこか分からず、建物を1周してしまった。また千代田区のホールでもあることを知った(なんでも、近々立て直しだとか)。

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芸協で知らない噺家さんばかり、遊かりユウカリさんが楽しみだったが、代演になってしまった。桂南楽さんは、小南の弟子で、高校生のダジャレみたいなのを連発して、生な(笑)で楽しめた。

これまた代演の昔昔亭桃の介さんの親子酒も、大雑把な(笑)で逆に変だった。「草津の熱の湯で、毎日ライブをやっているが、出演料は税金が引かれて振り込まれる、源泉徴収だから〜」は笑えた。この日、女性客が1/3はいたので、「家でいちばんエライのは亭主なんだ」と言いながら酒飲むオヤジは、セクハラそのもので、落語の中とは言え「まだこんな事言っていいんだ〜」と気が引けた。

遊雀:紺屋高雄
マクラなしで、すぐにネタに。熱が入ってくると、膝をくずして、聞こえるか聞こえないかのミニマムに声を抑えての久蔵と高雄のやりとりに、真心がこもる。扇子も手拭いも使わない語りは、前日NHKプラスで見たセイジオザワを連想させる熱演だった。

帰りぎわ、楽屋口を通ることになってしまい、たまたま遊雀師匠と出くわした。もちろん顔見知りでもなんでもないが、師匠が「ありがとうございました」とおっしゃるので「素晴らしかったです」と返したら喜んでいただいた。背が高く、細いジーンズに、白い帆布のバックを持ち、女性のお弟子さん二人に挟まれダンディな方だった。

この遊雀師匠の「紺屋高雄」を聞けただけでも、この日の収穫があった〜。



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