特別展「やまと絵−受け継がれる王朝の美−」東京国立博物館

これは・・・早めに行かないとかなり混雑するのではないかという展示会。まだ始まって２日目の平日だけどやや混み状態。残念ながら写真撮影禁止・・・とはいえ撮影可だったら人気の作品の前は大変な混雑になっただろうと思う。

大和絵とは唐絵ではない絵。日本の事物を描いた絵

やまと絵とは
やまと絵は、中国に由来する唐絵や漢画といった外来美術の理念や技法との交渉を繰り返しながら、独自の発展を遂げてきました。四季の移ろい、月ごとの行事、花鳥・山水やさまざまな物語など、あらゆるテーマが描かれてきました。（HPより）


展示構成は

序章　　伝統と革新―やまと絵の変遷

第一章　やまと絵の成立―平安時代

第二章　やまと絵の新様―鎌倉時代

第三章　やまと絵の成熟―南北朝・室町時代

第四章　宮廷絵所の系譜

終章　　やまと絵と四季―受け継がれる王朝の美

特に混んでいたのは第一章の第3節「四大絵巻と院政期の絵巻」。四大絵巻と言われる《源氏物語絵巻》や《信貴山縁起絵巻》、《伴大納言絵巻》、《鳥獣戯画》が集結（10月22日まで）。すごい人だかりの伴大納言は出光でじっくり見たからヨシとする。

他に大好きな「百鬼夜行」「病草子」「仏鬼軍絵巻」・・・王朝絵巻シリーズ「紫式部日記絵巻」「住吉物語絵巻」・・・とにかくお宝がいっぱいで見応えありすぎ。所要時間は３時間近くかかるかも。日に日に混雑しそうだけど神護寺に伝わる「伝源頼朝像」「伝平重盛像」「伝藤原光能像」（10月24日〜11月5日）も見たいなぁ・・・

あまりに疲れたので常設の関連展示はパス。