『仮面ライダーギーツ』(39話まで)
世界を改変する権利を賭けてライダーたちがゲームに挑む。胸の高鳴る設定である。最初の数話は目が離せないほど面白い。が、ゲームが過去に何度も行われていて、主人公が何度も優勝しているという話に首を捻った。世界改変てそんなに簡単なものか?
管理者だのスポンサーだのゲーム枠外の人間が大量に参加してくるので、ゲームとしての緊張感は皆無になった。デスゲームは映画や漫画ならいいが、TVシリーズには向かないような。「龍騎」は斬新さゆえに傑作の評価を得たが、現代に同じ緊張感をもたらすのは不可能だ。壮大な設定にプロットが追い付いていない。
裏切り者を投票で決めるシリーズとか、ジャマトに愛を捧げるおじさんとか目を見張らせる アイデアも含まれているので、退屈ということはない。ナビゲーターのツムリ(青島心)がやたらと美人。★★★
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