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2023年05月19日09:55

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人生意気に感ず「いよいよ世紀のイベントが。招待国の存在も大。日本は歴史的役割を果たせるか」

◇懸念されたバイデン大統領も広島に到着し世紀のイベント広島サミットが開始する。安倍さんの暗殺事件で日本の警備が隙だらけであることが自白の下に晒された。その後だけにサミットの警備は空前のものである。18日、早速日米首脳会議が行われた。サミットを成功させるためには日米が呼吸をあわせることが第一である。アメリカとしても中国やロシアに対峙して自由主義世界のリーダーとして存在感を示すことは喫緊の課題なのだ。テレビでは英首相スナク氏のインタビューも報じられた。イギリスはウクライナに対する高度な武器供与を表明したばかりである。インタビューでスナク氏は更なる供与を続けると決意を語った。世界的な安全保障の問題に関しては米英は常に結束している。米英の存在は岸田首相にとって大きな支えに違いない。
 第2次世界大戦でソ連と激しく戦ったドイツは当初ウクライナへの武器供与に慎重だったが、ショルツ首相は重火器の供与に踏み切った。
 私は広島サミットで原発政策が議論されることを期待する。ドイツはフクシマ第一原発事故を受けて原発依存を大転換しエネルギー政策を進めている国である。ショルツ氏は原爆ドームを目の当たりにして自国の政策に自信を深めるに違いない。原爆と原発は同根の問題なのだから。
 核に対する意見をまとめる上で日本が苦労するのはフランスのマクロン首相の存在であろう。最近中国を訪れ習主席と会談しウクライナ問題等につき米英日と必ずしも一致しない態度を表明したからだ。25歳年上の妻は高校時代の教師だった人。異色の政治家である。フランスは人権宣言の発祥の地、フランス大革命が行われた地である。そこで生まれた理念は世界を覆い、その熱い血は日本国憲法の中にも流れ込んでいる。今回のサミットで問われる最大の課題の一つは、この自由と民主主義の理念であるから、マクロン氏も基本的には同一方向で一致すると私は信じる。
◇今回、G7の他に9カ国が招待された。その中で私が注目するのはインド、韓国、オーストリアの各首相、そしてオンライン参加のゼレンスキー大統領である。ゼレンスキー氏は今回のサミットの渦中の中心だけにその発言は重い。尹大統領の存在は歴史問題を乗り越えて日米と連携を築く上で重要である。インドは中国を超えて存在感を発揮しつつある。私は招待国を含めこれだけの人々が一堂に会することを信じ難く思う。日本はよく調整役を果たし得るであろうか。(読者に感謝)

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