先週の授業が良かった。コンスピチュアルフォトの批判に「そうだ!そうだ!」と叫んでいた。
私は風景写真から始めたから、先生の「風景写真にならないように」には悩んでいる。
コンスピチュアルフォトと関連すると思うのだが、旅先で有名な撮影地に出くわすと風景写真家が待っている。彼等の頭の中には理想的な風景が出来上がっている。理想的な構図、理想的な光線状態、それを撮る為に待っている。私はそれが、どうしてもできない!そんなの全然面白くないじゃないか!想定されたものがそこに在っても感動はない。感動を他人に伝えるのが写真家の使命ではないのか?アンセル・アダムスだって偶然見つけた風景に急ブレーキ踏んで露出計がない状態で撮った写真が名作になっている。
ところで私は本年、殆ど定点しか撮っておらず、それも200カットにみたない。口癖になってしまっているが駄目だ駄目だ。
もうすぐ収穫期たる振替ゴールデンウィークが来てしまう。これで撮れなければ自殺ものなので、その前に訓練として、どんなに退屈でも近場で撮影行すべきかとも思う。
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