mixiユーザー(id:18419990)

2022年04月12日15:58

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しゅれなめ@脳?

 コウガイビルの出現から1週間ほどチャコウラナメクジが全く観測されなくなったのだが、やっと中型個体が2匹ほど観測された。
 だが、昨日コウガイビルが再び観測される。今日はまさにチャコウラナメクジがコウガイビルに捕食される現場に出くわした。一瞬、助けたい衝動に駆られるが、やめる。そんなことをしたら自然観察でなくなる。どっちの味方もしないぞ!
 ならば尚更、コウガイビルがチャコウラナメクジを捕食する現場を観たい。ので、観ているとナメクジはまんまと逃げおうせた。私が観察しなければナメクジは眠っていたのでコウガイビルに捕食されたかもしれない。私が観察することでナメクジは眠りから起きて(観察場所はトレイの下なので観察するにはそれを上げなければならない。それによりナメクジは明暗を感じ、行動に影響を与えてしまう)難を逃れたのかもしれない。
 まさにシュレディンガーのナメクジ状況である。繰り返すが「シュレディンガーの猫」とは若干違う。

 こうなるとコウガイビルにも俄然興味がわく。プラナリアの一種だという。ヒルとは全く違う分類だ。そして私的にはこのプラナリアが初めて脳を獲得した生物だということに注目してしまった。
 どうも、そんなことはどうでもいい事のようだ。我々人類が脳を発達させたのは単なる偶然だ。進化は人類を到達点にしているという見方はとんでもない誤解だ。あたかも孔雀が羽根を発達させた事と同様だ。孔雀は美しい羽根を持つ者が生殖相手を見つけ易い。その結果、羽根がどんどん発達して、それ以外の自然競争相手にとって明らかに不利な姿になってしまった。これを底辺への競争(race to bottom)という。人類の脳の発達もこの孔雀の羽根と同様なものであることは充分にありえるのではないだろうか?
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