今日のカットは、飛騨の千光寺さんが所蔵の円空仏、賓頭盧(びんずる)さんです。
まん丸のお顔と見た瞬間に安堵を覚える微笑、なんとも可愛いです。
円空さんの自刻像とも、また逗留してお世話になっていた住職さんの姿とも言われます。
「賓頭盧」さんとはお釈迦さんの弟子の1人、説法で一切の異論・反論を許さない姿勢がライオンのようだったので「獅子吼第一」と呼ばれます。
お寺によっては、この像をお堂の前に安置、参拝者が撫でると除病の功徳があるとされる「なで仏」の風習です。
東大寺さん大仏殿の前や、長谷寺さんの像が強く記憶に残ります。
今日の賓頭盧さんも、みんなに撫でられて、見事にツルツル光っています。
◆昨日の似顔絵は、溝端淳平さんでした。
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