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2021年04月13日14:34

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クールベと海 フランス近代 自然へのまなざし  パナソニック汐留美術館

ギュスターヴ・クールベ(1819-1877)フランスの写実主義の画家。
「私は天使を描けない。なぜなら見たことがないから」

クールベの逸話として印象に残っているのはパリ万博に作品の出品を拒否されたので、万博会場のそばで有料の個展を開いたとか、オルセーにとんでもない名作「世界の起源」があるとか・・・。今回、パリコミューンに参加し、ヴァンドーム広場の円柱破壊の容疑で投獄され、その後とてつもない補償金を請求されたのでスイスに亡命したことを知る。 58歳で亡くなったのもスイス。晩年、彼は海を見ることはできなかったということか。


展覧会場に入るとクールベの師匠、クールベ以前に海を描いた画家の作品が展示されている。つい最近見てきたコンスタブルとターナーの画集、ピクチャレスクな海の絵。

クールベの海は、波だけ!? でも並べると波が動いているようにも見える。波だけをじっくり描き続けること。クールベは22歳まで海を見たことがなかったという。彼の目には波の動きがかなり興味深いモノとして映ったらしい。
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会場には当時の海で遊んだ人たちの水着も展示。なんだかどこかの高校の制服みたい!?
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