今日のカットは、オランダの画家 ファン・ホントルスト氏が描いた油絵「娼家のおかみ」がモチーフです。
その名の通り、娼家のおかみが訪れる客の欲情をそそるような衣装に身を包み、手際よく案内する姿が活き活きと描かれています。
その表情と、光の使い方が面白く思えて、絵の中からおかみに飛び出て来てもらって、立体像を想像、単一光を当ててモノトーンにトライしたもの。
このときは気付きませんでしたが、最近、笑顔について調べ出して、この女性は「作り笑顔」であることに気付きます。口角は上がっていますが、眼が笑っていません。
当然のことですが、営業上の「笑顔」で、見た人間が笑顔に誘われることはありません。
その辺りもきちんと表現している画家の凄さを改めて知ることになります。
ログインしてコメントを確認・投稿する