「仮名手本殺人事件」 稲羽白菟、原書房。
図書館で予約して読みました。
難しい。
歌舞伎に精通している訳ではないから、どうしても肝心の殺人のトリックについてイマイチ理解できず。
歌舞伎という特殊な環境でなかったらこの事件は起きなかったのか?そういう意味ではこの作品は、上手く1つの作品にしていたと思います。
主人公含めキャラ設定はよくあるパターンでしたが、それかいい意味でリアリティーさを感じさせる一因だったと思います。
やはり歌舞伎の知識がある程度あった方が楽しめる、つまり多少読者を選ぶ作品だったのは間違いないです。
この主人公で次回作あれば読んでみたいと感じさせる作品でした。
100点満点中69点。
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