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2020年12月08日21:32

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2020書評378

「立待岬の鴎が見ていた」 平石貴樹、光文社。

本日2冊目。

前作は横溝正史作品みたいな独特な雰囲気が味わえました。

今回は正直そこまで感じなかったが、時代設定いつ?昭和初期みたいって感じちゃう作品。真相&犯人もそんな感じ。でもやはりいい意味で個性的な作品。

ただ、私だけなんだろうが、相変わらず文体が合わないようで読みにくい。しかも今回は第三者が一連の事件をあとになって整理してまとめたものを読んだような感じがしちゃいました。

個人的にはもう少し話題になってもいい作品だと思いますが、読者を選びそうな作品でもあります。

100点満点中69点。


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