「弁護士・水田佳 電網私刑」 小杉健治、朝日文庫。
本日2冊目。
シリーズ第2弾。
主人公の父の冤罪はほとんど進展なし。タイトルにあるようなネット社会の怖さについて書いてありましたが、正直ちょっとガッカリ。
まず、犯人があっさり分かってしまう点。まあ、そこはまだ許容範囲なんだけど、肝心のネットの怖さがほとんど感じられなかったのが残念。書いてあるんだけど、伝わってこなかった。
特に、主人公もネットで叩かれるような状況にいて、実際書かれてはいたんだが、タイトルに偽りありっていう程度にしか感じられず。
そして、一番ガッカリきたのが、捕まった彼が何故ここまで頑な、こんなに諦めたのか、ここも書かれてはいたんだが、弱いんだよな〜。
次回作に期待するしかないな〜。
100点満点中68点。
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