人生意気に感ず「第三波に備える国内・国際の取り組み。トランプ氏の恥知らずの行方。不動滝で滝行を」

◇コロナの第三波が世界を覆い各国がそれぞれの事態の下で深刻な状況に直面し苦しんでいる。これまでの経過を見ても分かることは団結の重要性である。国内及び国際的に力を合わせることが緊急の課題になっている。従って２１日に開幕したオンラインによるG２０サミットはひじょうに重要である。
　この会議では第三派と言われるように拡大しているコロナへの対策及び危機に直面した世界経済が話し合われる。菅首相は各国に対し途上国を含めた公平なワクチン普及の重要性を強調。首相はまた五輪・パラリンピックを東京で開く方針を強く表明した。東京五輪・パラリンピックは平和の祭典であり全世界が力を合わせる象徴である。
◇トランプ大統領はこの会議を途中で退席してゴルフを行った。アメリカがコロナで最悪の状態にあるとき、最重要の国際会議を抜け出してゴルフとは呆れる。アメリカの威信と信用に泥を塗るものだ。トランプ大統領は一方で再選を訴えて法廷闘闘争を続けているが、大統領職を自ら投げ出しているに等しい。トランプの掲げた「アメリカ第一」は惨めな終幕を迎えようとしている。
◇今月２２日、全国の感染者数は２，１６８人に達した。５日連続の２，０００人超えである。死者の累計は２，００１人となった。そして全国的に重症者が増加していることは由々しき事態である。本県の感染者は、２１日現在で１，０３３人となった。その中で６０歳以上の高齢者の割合が上昇している。高齢者への拡大は医療危機に繋がる。冬には感染者の増加が懸念される。医療現場の悲鳴が聞こえるようだ。
◇首相はGO TO トラベルの運用見直しを発表した。経済再生は生きる道の確保として非常に重要であるが、最近のコロナ状況からすれば運用の見直しはやむを得ない。首相は対策本部でコロナの感染につき「最大限の警戒状況」と指摘し、その後記者団に「国民の命と暮らしを守るのが政府最大の責務」と表明した。
◇今月２８日、赤城の棚下不動滝で滝修行を行う。昨年に続き修行僧の浅川さんから誘いを受けた。昨年は吾妻の岩櫃不動滝で７月と９月に行った。この時、滝に打たれると脳細胞に刺激が伝わるためか生まれ変わったような若さを感じる体験をした。以来毎朝７杯の水かぶりを続けている。今年は８０代第一回の滝行として格別の思いがある。先日「ふんどし」を準備した。今日は「クラシックパンツ」と呼ぶそうだ。（読者に感謝）