今日の似顔絵を見てパッと答えられる人は稀で、「このカーラー(最近見かけなくなったような)を付けたおっさんは誰?」となるでしょうから、クイズにはしません。
6月5日は英国の哲学、倫理学、経済の学者であるアダム・スミス氏の誕生日だったということで、氏の似顔絵です。
若い頃、粋がって「国富論」を読んだのですが、書かれている本質の十分の一程度、いやそれ以下しか理解できませんでした。
これが書かれたのは「啓蒙の世紀」と言われる18世紀。
民主化と科学・技術革新の中での格差の広がり、そして戦争など問題が山積の世の中での氏の考察です。その時代背景も無視して読むのは無理がありました。
決して時間と本代の無駄とは思いませんが、世の中には遠大なテーマに取り組み、論理的に論ずる人がいるということは理解できました(笑)。
◆昨日の似顔絵は、大滝秀治さんでした。
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