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2020年05月22日22:59

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外国人の「おこぼれちょうだい」の経済政策は最早通用しない

■小泉氏「国民の信頼が大事」 検察庁法改正、賛否は回避
(朝日新聞デジタル - 05月19日 18:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6087798

■インバウンドとは外国人の「おこぼれ頂戴」のこと■

それにしてもこのタイトルは誰がつけたのか。このタイトルとダイジェストされたニュースの記事の内容が全く異なっていることに驚いた。タイトルだけだとスルーしてしまうこと請け合いだ。中身の多くは経済の厳しい実情について述べたものだったのだ。

タイトルには少々不満だったが、小泉氏、意外と云っては難だが、経済については至極まともな事を述べている。

入国管理局によれば、現在訪日客は前年比で99%減とになっている。新型コロナウイルスの禍を考えれば相互に入国を制限、拒否するのは当たり前だ。

そもそも安倍政権のインバウンド政策は虫が良すぎた。インバウンドと横文字を使えば聞こえが良いが、端的にいえば、拙稿のサブタイトル通りだ。

消費増税を二度に渡り、しかもどちらも災害の傷が癒えない状態で強行、更に被災地からもガッツリ課税。これで国民にカネを使えなくする一方、外国人は新型コロナウイルスを持っていようがいまいが大歓迎。

自国民の健康を危険に追いやってでも外国人のおこぼれちょうだい、これがアベノミクスのインバウンド政策のキモだったのである。

■自粛警察の跋扈と自国民をないがしろにしたツケで日本人自体が観光に行かない■

安倍政権は観光振興政策を先月唱えたが、自粛が解除されたからといって、動くのは自分の住まいの府県がせいぜいではないか。下手に他県に行けば、「自粛警察」に何をされるか分かったものではないからだ。それでもクルマで移動したければ、電車で主だった駅に行き、そこからレンタカーでも借りないと冗談抜きで現状では身の危険を感じる局面もあるかもしれない。

実際自分も東京都に住んでいるが、仕事で自家用車で連休明けに隣の山梨に行った時に煽られた。決して極楽とんぼよろしくでほっつき歩いている訳ではない。仕事だ。チンタラ走っていた訳ではない。それでもやられた。

ただ山梨の神社の交通安全のお守りのステッカーをベタベタと貼っていたので、地元の人間と認識してくれて直ぐに離れたが。

自粛警察がいなくなっても日本に住んでいる人はなかなか行かないかもしれない。

どこもかしこもかつては中国人、韓国人団体客優先で、全部とは言わないが、多くが日本に住んでいるお客をないがしろにし過ぎて来た。観光に来ている中国人、韓国人が喧しいのは仕方がない。多分我々日本人が中国、韓国に行っても彼らは喧しいだろうから。大部分はそういう習慣なのだろう。決して悪気がある訳でもない。しかしそこのお店や旅館、ホテル側は全部とは言わないまでも多くが

「おらおら。あんた等日本人は邪魔だよ。」

と云わんばかりの対応をして来たところが多々見受けられた。何のことはない。「おもてなし」を受けていたのは団体の外国人であって、自国民には冷たいところは少なくなかったのだ。

実際近所の日本に帰化した韓国出身の人と飲みに行った時もそうだった。消費は心理である。一度「そんなところに二度といくものか」と思った人はたとえ中国人、韓国人がいなくなってもなかなか行こうとはしないはずだ。自粛警察がいなくなったとしてもである。

外国人団体客メインだったところは倒産が目立っている。自国民のお客をないがしろにしたツケもあろうかと思わざるを得ない。

■ビジネス保守という言葉自体再定義を余儀なくされる■

今後は小泉氏が述べているように安倍政権が大得意だった自国民ないがしろの「外国人おこぼれちょうだい」は最早通用しない。今まではこれがビジネス保守というと、自国民を無視して、インバウンドを口をそろえて唱えたが、インバウンドが成立しなくなった以上、今後ビジネス保守という言葉すら再定義が避けられない情勢となって来た。

自国民を優先し、自国民が消費し、内需拡大を優先させる経済政策を推し進める人こそこれからのビジネス保守といえるかもしれない。

(了)
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