都内で5人感染確認 大阪はゼロ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6085337
■なぜこのタイミングに・・・。■
このようなショッキングなタイトルをつけたのには理由がある。信じがたいニュースが飛び込んで来たからだ。mixiのニュースでも載っていた気もするのだが、35ページほど検索しても出て来ない。ひょっとすると投稿はしたけど、騒ぎを恐れて消したのかもしれない。
※もし見つけた方はお教え頂けたら幸いである。
何と今月中に東京⇔武漢、大阪⇔武漢、直行空路・航路を新たに開通しようとしている。その航空会社は奥凱(おっけー)航空。
勿論既に何年も前から決まってはいたのかもしれない。
しかしこのタイミングでやることはないだろう。世界が新型コロナウイルスで中国を白眼視しているというのにである。日本のマスコミはこうしたニュースを報道しようとしないが、レコードチャイナ、百度(パィドゥ)などにはちゃんと書かれている。かなり中国の反応は頗る良い。それはそうだろう。米、英、豪、ロなどは中国に賠償を請求すべきだと目の敵にしているのに、こんなニュースなのだから。
知り合いが関空に勤めているが、時刻表に載っていない中国の奥凱航空の航空機が入港したのを把握している。
穿った見方をすればこのタイミングで自粛を解除し始めたのは中国からの航路を就航させたいからではないのかと思いたくもなる。
その武漢ではフェーズIIIが勃発し、日本のマスコミは殆ど報じないが、ひとつの区がロックダウンに入っているのである。しかし日本側は延期しようと思えば幾らでも出来たのにしなかった。
5月14日に余りのマスクの管理の酷さに日本のマスコミ各社がスクープしていたが、
武漢から入って来たものも多数あるのではないか。実際、5月9日17:30に武漢を出航したコンテナは長江経由で大阪、神戸、名古屋行きだった。その荷物はというと、マスクがメインだという。
余りにも自国民の健康を全く考えないタイミングではないか。
そもそもクルーズ船の時も今の政権は自国民の健康よりも外国人の落とす銭が大事だといわんばかりの態度だった前科があるから、二度ある事は三度あるのか。安倍氏は口先では中国を遮断と云っておきながら、この期に及んで中国に手を差し伸べる理由は何なのか。
■このままいけば日本はG7除名も有り得る■
平成元(1989)年6月4日、中国で天安門事件が勃発し、多数の民主派学生が虐殺された。この時も中国に手を差し伸べたのは日本だった。尤も流石にあの時は誰も止められなかったかもしれない。率先して助けたのは当時の天皇皇后両陛下だったからだ。両陛下は中国を訪問した。世界から孤立無援だった中国の当時の最高権力者、��小平は涙を流さんばかりに歓迎した。
当時日本はバブル経済の真っ盛り。その日本が手を差し伸べたことで中国は息を吹き返したのである。
今回も同様の事をやろうとしていることに安倍氏はいい加減気づかねばならない。
安倍氏の二枚舌はこれだけではない。口先では「中国を遮断する」と言いつつ、何と今年武漢で日中合同で産業パーク(仮称)の催し物が予定されているのだ。日本のマスコミは知っているくせに絶対に報じようとしないが、アメリカのトランプ政権は全ての自国の企業に中国への投資を無期限禁止の通達を行なおうとしている。日本はアメリカへの無制限の投資対象国から既に外されている。これも日本のマスコミは報じようとしない。
このままいけば日本はアメリカ、他の新型コロナウイルスの被害を受けている国から失望を買い、除名されたロシアと入れ替わる事も十分有り得るだろう。
日本はアメリカと一線を画したければ、同盟国であり、被害を受けていて、中国と貿易戦争を繰り広げているオーストラリア、インドと歩調を合わせれば良いのである。
■激増のリスクとは■
話を戻そう。最初の武漢からのコンテナが東京に到着する予定日(ETA)が5月29日になっている。
このコンテナ、新型コロナウイルスが付着していないと誰が言い切れるだろうか。実際、アメリカでは港湾関係者、船会社、乙仲いわく、
「消毒無しでは7日ぐらいはとても触れないよ」
と口をそろえて言っている。新型コロナウイルスは書籍の紙にも付着する。細かいところまで消毒して出荷してくれているとはとても考えにくい。ましてや武漢のひとつの区はロックダウンに陥っているのである。
クルーズ船の時はフィリピンのように追い返そうと思えば幾らでも出来た。あの時は五輪開催が有力視されていたので、それを盾に断る事は出来た。また中国にそんなに忖度するのであれば、イギリス船籍なのだから、イギリスに丸投げしても良かった。船舶の問題は船籍国が処理するケースが多いものだ。イギリスはEUを離脱して一か国でも味方が欲しい状態。日本の要請を受け入れたはずなのだ。今でも自由貿易協定の交渉が始まっている事から、日本との関係をジョンソン政権は重視しているのは確かだ。でもしなかった。あの時と同じである。安易に受け入れたことで、その代償が高くつかないことを祈るばかりである。
(了)
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