週記485　二年

　先に述べてしまうと、この二年という数字に定量的な意味はありません。

言うなれば私が現場を知るエンジニアになるまでに残された時間という類のものです。

思えば今から二年と少し前、私の尊敬する前の上司から愛媛への異動を聞かされたとき、「お前は現場を知りにいけ」と言われました。

　会社の異動には殆どの場合、期限は決まっていません。

私の場合もそうでしたが、異動の前の送別会で「少なくとも4年だな」と上司は小さく言っていました。

　異動してからもその上司とは何度か会って食事に行ったりしました。

Kaggleの挑戦をする少し前、その上司からもらった激励のメッセージは今も会社のメールボックスに残っています。

暗記はしていませんが、概ね以下のような言葉を頂きました。

”うちの会社はどんな人でも大体同じ機会を与えられる。
しかし、それを活かせるのは全員ではない。
お前が現場に行く機会を活かして意味のある経験を積んでほしい。
それがお前に対する私の大きな期待だ”

その言葉をもらったとき、私は期待されていると感じましたし、今でもその上司からの期待を感じています。

　ここで冒頭の二年という数字に戻りますが、これは結婚までの時間でもあります。

先方のご両親にどう結婚を認めてもらうか、結婚後の生活拠点をどこにするか、子育てはどうするか、……結婚を急ぐことで様々な選択肢を自ら絞り、苦しい決断を前に悶々とした日々をここ最近ずっと過ごしていました。

上司の期待を受けて工場で働いていたのに、結婚するために転職をしなければいけない可能性があることが私の胸に重くのしかかっていました。

この決断を今することは人生において大きな分岐点になるだろう、という確信が私を迷わせました。

　あと二年という時間は、仕事で期待に答えたいという思いと、彼女と結婚したいという思いの中間の時間でした。

時間をおいたから胸が晴れるというわけではありませんが、この時間こそは私の人生のために使っていこうと思います。

2020年2月某日

【最近のGratitude】
・Second challenge
Today, I start second challenge in kaggle with variable members who were inside and outside of my company. I’m very exiting now, because there are frontier world and interesting team members who want challenge with us. Today is first day of our challenge, I don’t know anything troubles which we encounter but I have something insight which we will attain interesting result. EXITING!

【最近のfishing】
・ワカサギ(Photo No.1)
　トマムでのアクティビティとしてワカサギ釣りをしてきました。今年は暖冬で雪が少ないこともあって少し水っぽい雪で覆われた湖の上のテントは結構あったかく、まったりとした感じで釣りが出来ました。以前沖縄でやった時は全然釣れない印象でしたが、北海道のワカサギはたくさん釣れました！記念写真も置いておきます。

【最近のCount Down】
After 139 days, the time will come.