リンドウ

この時節、花屋さんには、青、紫、白、ピンクなそ色とりどりのリンドウの鉢植えが売られています。

子供の頃は、野原に普通に青い花が沢山咲いていました。
でも最近野生のものは見かける機会が減っているように思います。
リンドウの花は天気の良い日に太陽に向かって咲きます。雨の日くもり、そして夜は花を閉じます。太陽が好きなんですね。
リンドウは昔から世界中で薬草として利用されてきたとの記録があります。
特に中国では根を漢方薬にして処方しているとか。
その関係からか、花言葉には、「勝利」「正義感」「病気に打ち勝つ」などがあります。
漢字では「竜胆」と書きますが、花や外観を見る限り「竜」の雰囲気はないです。
ただ、薬として服用すると、無茶苦茶苦くて飲みづらいものらしく、「竜の肝の様に苦い」と例えられたそうです。そこから「竜胆」となったようです。
ただ、比較した「竜の肝」の苦さを誰が知っているのでしょうか（笑）。