週記429 Seminar in 2019

つい最近参加したセミナーで言葉選びとと声の強弱が綺麗だった講師の方（いつもは伏せ字にしますが、ここでは後で思い出しやすいように木下氏とします）の話が印象的だったので、今週はその事について書こうと思います。

木下氏はもともと関西の進学塾の講師で、そこでの経験をもとにして人生哲学（というくくりが正しいのかはわかりませんが）などのセミナーの講師として活躍されている方で、話はその経験談がメインでした。

　話の主題は「幸せな人生を送るための５つの法則」※というもので要は原則に従って物事を成せ、というものです。
（※このセミナーは会社主催のセミナーであり、私が選んで参加したものではありません）

この主題については私の頭の中に「７つの習慣」があり、すでにある程度の知識があったので、７つの習慣で示されたものが講師の経験談と整合しているかどうかという視点で興味深く聞いていました。

　木下氏の話は主に小学生・中学生の教育の中で、子供から如何に内発的なエネルギーを引き出すかというところから始まり、人生における目的の意味、良い人生とは、と発展していく物語形式で語られ、塾講師の仕事の中でのウィットに富んだ挑戦の話も共感できるところが多く面白かったです。

一方で、講習の中では主体性を発揮する（第１の習慣）、目的を持って始める（第２の習慣）、理解してから理解される（第5の習慣）にフォーカスして話が進められていましたが、よく考えればそれだけではない、語られなかった良い人生を歩むための要素はまだまだあるわけです。

饒舌で確信に満ちた口調で語られる言葉を聞いてしまうとあたかもそれがすべてのように感じてしまいますが、成功体験を聞くにしても想像力を膨らまして聞く必要があると思いました。

　さて、話自体は面白く、内容についても九割についてAgreeですが、ただ一点、木下氏と意見が違う物がありましたのでそのことも書いておきましょう。

セールストークの上手な木下氏は子供の頃に刷り込まれた価値観は変え難いという話の流れで、「これから子供ができる方！　間に合って良かった！　今日の話をもとに子供がちゃんといい価値観を持てるように接しましょう！」というようなことを言いました。

その直接的な内容に着いてはAgreeですが、子供のときに刷り込まれた価値観が変えられないというパラダイムについては私はCompletely Disagreeです。

　この講義の話の中に目的を変えればすべてが変わる、という話がありましたが、それはソフト（つまり考え方）の話で、子供の時に植え付けられた価値観もソフトの話だと思うわけです。

つまり、自分の考え方次第でその価値観は変えられると私は考えています。

そうでなければ、私のMission Statementに書いた私の人生の目的のいくつかは達成不可能なことになってしまいます。

講義全体の充実度と納得感の中で、この点はさほど大きくはないですが、しかし私はこの点は譲ることができません。

　なんて、少しネガティブなことを終盤に書いてしまいましたが、総括して、大変おもしろい講義でした。

以上

P.S.
木下氏の喋りっぷりは落語家や舞台俳優のように流れがあり、確信に満ちたキレがありました。ああいうふうに喋れたら楽しいだろうなと思った今日このごろ。そういう饒舌さには憧れるものがあります。

【最近のRaspberry_Pi】
・”Hallo World!”(Photo No.1)
In this week, I was success print characters in small LDC display! Of course, this is not a magic but programming and electric circuit collaboration. In this time, I don’t have enough knowledge of hard device(electric circuit), so simply implement program in accordance with textbook.
In all honesty, I implement only small part of circuit and program, but when pop in display I felt exiting! Now soft and hard connect!

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