春日若宮おん祭

今日は、奈良の年末の代表的な行事「春日若宮おん祭」の日です。
若宮は、春日大社の摂社です。長承年間（1132年頃）、大雨洪水での飢饉が相次き、また疫病も蔓延したことから、救済を求めて若宮が造営されました。
1136年に春日野に御神霊をお迎えして祭礼を奉仕したのが始まりで、霊験はあらたかで、長く続いた雨や洪水も治まりました。以降、五穀豊穣、万民安楽を祈って大和一国を挙げて盛大に祭礼が執り行われ、今日に至ります。
以前にも書きましたが、我が家の娘は、「祭礼に参加すると縁付く」のジンクス（神託？）通り、彼氏が現れて結婚、孫の顔を見せてくれました。
家内共々、若宮に御礼に参拝したのも良き想い出です。

今日のカットは、正午から始まる「お渡り式」の中の「八乙女」がモチーフです。