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2018年09月09日23:29

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神宮スズメの独り言2018秋〜8〜早稲田の・・・・

昨日は小宮山新監督も観戦していたそうだ。ボクが疑問を呈した来年1月から早稲田の監督に就任する小宮山さんの就任発表の時期・・・・・

早稲田の最近の低迷ぶりに下した監督交代。早稲田の関係者ではその期待が膨らむ一方だという報道に、この秋の高橋監督の早稲田には誰もなんの期待しないのかという違和感を抱いたのはボクだけだったのだろうか。

昨日は法政の1年生投手に3安打と押さえられ敗れた今日、どのような試合を見せてくれるのか、それがボクの最大の注目だった。

だから早めに神宮に行った。打撃練習をする早稲田の選手をゲージ越しに見つめる高橋監督、ノックは背番号40の佐藤助監督が行い、試合中ピンチになった時にマウンドへ向かうのは背番号50の道方コーチだ。

高橋監督がグランドの姿を現すのは代打を告げる時だけ・・・・

ノックはともかく自軍のピンチでマウンドに行ってバッテリーに助言するのもコーチ任せの高橋監督。申し訳ないがこれまでこのような監督の動向をあまり真剣に見てはいなかった。

だからこれが早稲田の伝統だったのかもしれない。投手のピンチには投手コーチが対応するという伝統・・・・

だが少なくとも守備のタイムをかけマウンドへ向かってバッテリーに助言をするのは六大学においては決まって背番号30だと思っていたし、それ以外のことが起こっていることにはボクは今まで気が付いていなかった。

もちろんそれを批判するつもりはないし、ルール違反でもない。分業制ととるチームもありだろう。

そういう視線から試合は始まった。

先攻は早稲田。法政の先発は平塚学園出身の高田君、2年生だ。早稲田の先頭福岡君は2球目を強打、打球は右中間を破り2塁打となった。昨日の1年生投手にやられた試合を払拭したい早稲田はいきなりのチャンスに見事に答えを出す。2番の西田君が送って、3番の瀧澤君が犠牲フライで1点先制・・・・

美しい先制点だった。

小宮山早稲田ではなく高橋早稲田を見せるべきだと思っているボクもこの効率のいい得点は評価すべきだと思った。

早稲田の先発は報徳学園出身の1年生西垣君を持ってきた。昨日の8回の1死1・2塁からリリーフし連続三振に斬って取った早川君の先発も千葉の野球ファンであるボクは期待していたが・・・・

その西垣君を法政は攻める。初回は宇草君が初球をセンター前に運ぶと、更に牽制悪送球。投球数1球で無死2塁となった。このイニングこそ西垣君は凌いだ。

だが2回早稲田はあっさりと三者凡退に終わるとその裏の法政は6番の中村君からの3連打で逆転。4回にはこれも中村君の四球から2本の安打で2点を追加した。

昨日は被安打3、9回に本塁打を浴びたものの失点1で見事勝利投手になった1年生の三浦君。今日は初回に1本の安打で1点を失ったがその後は6回まで被安打3の1失点に押さえていた法政の高田君。

得点されたイニングこそ違えど早稲田打線を押さえての勝利投手への道を歩んでいた。

7回の表の早稲田、法政の高田君も昨日の三浦君同様体力低下は目に見えておりこれから、どうごまかしていくかが焦点だった。1死から2連打を浴びた。さらに四球・・・・

ここで法政の青木監督はマウンドに行った。ボクは交代でいいと思った。昨日の三浦投手の時とダブる。

高田君はここまでほぼ完全に押さえていた、だが急に崩れ2本の安打と1つの四球を与えた。

6回まで被安打3で四死球が0だった投手だ。これからよくなる要素はない。昨日の三浦君の粘りが異常だったと思うべきだ。

だが、法政は続投、法政は極端な前進守備は取らない。3点リードだ。だから併殺体勢。正面ならバックホームでの併殺。打球がそれたら2塁での併殺体勢だ。

いずれにしても1点は覚悟という守備だった。そして瀧澤君の当たりは1塁手への真正面の強いゴロ。

この打球が1塁手へ到達するコンマ何秒の間にどれだけ多くの人がどれだけ多くの思考回路を動かしただろう。

バックホーム、2塁での併殺、安全に1塁ベースで確実に1つのアウト。

その複雑な一瞬の思考が動作を狂わせたのだろう。1塁手の中山君はなんとトンネル・・・・

判断の選択肢の多さがボール以外のものへと目をそらさせられた。最終的には2塁併殺を戦tなくしたような捕球体勢だったが、捕球する前にすでに送球を意識したようだった。

4−3・・・・

ここで法政は投手を朝山君に代えたが、犠牲フライで同点をされ結局は延長へと進む。

11回の表の早稲田は先頭の池田君の2塁打をバントで送って檜村君の2塁打で勝ち越すとさらに四球でチャンスを広げ法政の菅野君を交代に追い込み、代わってマウンドに上がった石川君に対して福田君が3塁打を放って3点を追加、早稲田は7−4とした。

その裏早稲田は昨日の初戦で先発し打たれた主将の小島君をマウンドに送った。あっさりと2死を取る。だが大西君にしぶとくセンター前に運ばれると法政の主将向山君にはレフトスタンドに叩き込まれた。7−4が一気に7−6になる。しかも続く打席にはエラーで同点劇の原因となった中山君。ここで一発同点といきたかったのだろう。

だが、最後は小島君のインコースを突く気合溢れるストレートに手が出ず三振、試合は終了した。

早稲田はこれで1勝1敗のタイ。勝ち点は明日に持ち越されるが、どうなるだろうか。

昨日は2本の本塁打を放ちながら今日はタイムリーエラーで負けたことを認識している法政の中山君。そこに早稲田がどう挑むか・・・・

小島君は根性で先発するような気もするが・・・

「最後は気持ちの勝負」という日本人にはこれ以上ない指導者に与えられた美しい日本語があるが・・・・

選手の気持ちがすべてと言うのならコーチングは無意味だということだ。低迷からの改革。その過程に行われる旧体制でのリーグ戦。この非科学的な言葉がもし活かされるのであればそれは高橋監督のためであってほしいと思う。




2018年9月9日 東京六大学野球秋季リーグ戦(於 明治神宮野球場)
早稲田
100 000 030 03 = 7
020 100 000 02 = 6
法政

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