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2018年08月22日21:39

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さんぱち寝そべりミク/湊かなえと西尾維新

ダヨイベ二日目に難波で入手した新型さんぱちミクさん。
フォトフォト
でかい。                 キーボードの上に寝そべる。大きさがわかるかな。
日曜に1500円で取れた。うまく背負い投げのようにひっくり返り、あとは押し込むだけ。腕前でなく、運が良かっただけ。土曜に同額使っても、ビクともしなかった。3000円なら絶対にショップで買ったほうが安いが、お布施と思えば痛くない。

忘れないうちに読書日記をつけておきます。
・ユートピア(2015)作:湊かなえ
地方都市に芸術家の工房ができた。工房では車椅子の少女を広告塔に、チャリティ目的のブランドを立ち上げる。善意に包まれた良い話のはずだったが、システムが軋みはじめる。

同年代の女性が三人登場する。地元の主婦と東京から来たエリートの妻、それに芸術村のメンバーだ。それぞれが視点人物になったときに、立場の違いから微細な齟齬が生じていることがわかる。なかなかユニークな構成だ。意欲的なプロットではあるが、前半がやや退屈だ。
実は平穏な日常の背後に重大な犯罪が隠れているのだが、この事件はいらなかったのではないか。それよりも善人の集まりが地獄と化す展開のほうが盛り上がっただろう。★★★

・十二大戦対十二大戦(2017)作:西尾維新
アニメが面白かったので、続編小説を読んだ。ううううううむ、微妙だ。
おなじみの十二支戦士が、星座になぞらえた十二戦犯と集団で殺し合う。続編と称しているが。別の時間軸の番外編といったほうがいい。
新顔のキャラとかバトルはそれなりに魅力があるが、プロットに作者の悪いところが目立つ。特に十二戦犯の目的に納得がいかない。ファンにとっては、「そこがいい」のだろうか。自分の生命に対する執着がここまで薄い人間て、いるだろうか。
倒し方(殺され方)にも不自然で変なのが多い。前作で無敵に近かった戦士が赤子の手をひねるように殺されるのも、なんだかなあ。逆にろくに出番のなかった酉と亥が活躍するのは、ちょっと嬉しいかな。良くも悪くも作者らしい、というべきか。★★★
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