花笑み

皆さんは不思議に思ったことはありませんか？「笑」と言う漢字がなぜ草冠なんか？
そして「咲く」がなぜ口偏なんの？
実はこの二つの漢字、もともと中国から入って来たときに間違ってしまったものらしいんです。
つまり、花が笑く、ほほ咲み、だったのです。
しかし、偶然にしてはよく出来た話ですね。
「話に花が咲く」とか「笑みがこぼれる」
のような使い方があるのを考えると、どうやら意図的に誤用したのではないかと思っています。
花が咲く心も人が笑う心も同じこと、私たちのご先祖様はそのようなことを伝えたかったのかもしれません。
私たちも、いつでもどこでも、微笑むだけで花を咲かせることができるのです。