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2018年01月14日20:40

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駅弁大会、その2

駅弁大会は土曜より日曜の方が混む。
家族連れも日曜の方が多いようだ。
さすがに長い経験がモノを言うのか、混んでいる割には動線の確保がきっちりしていて、見た目の印象ほど混乱はしていない。

今日は開場から一時間ほど経過した頃に到着。
当然休憩スペースは空いていないので例によって屋上のベンチを確保。風があるぶん昨日よりも寒い。

「にしんおやこ弁当」、北海道
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がんばれローカル線企画。
これは素晴らしい弁当だ。
身欠きにしんと大きな数の子、これで親子。チラシの写真より大きい。
それよりもカボチャがとっても美味。ご飯のおかずとしてはむしろカボチャがメインのような気も…。
もちろんニシンも美味いし、数の子の味もいい塩梅だ。とにかく見た目のインパクトが強烈で、これで890円は安いだろう、と妙な心配をしてしまう。
上品な炊き込みご飯には錦糸卵をあしらい、山菜もいい仕事をしている。紅生姜も添加物満載の細切りタイプではなく、ガリのように生姜の辛みと旨みがあって箸休めにいい感じだ。
完成度が高く、見た目以上にボリューム感もある。これはお得感があるね。

「飛騨牛入り手こねハンバーグ弁当」、岐阜県
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昨日からたぬ〜が狙っていたもの。できたてを食べた方が良かろう、と昼用に考えていたのだ。
馴染みの「牛しぐれ寿司(今回からローストビーフ寿司にリニューアル)」の調整元の新作(?)。
飛騨牛50%、国産豚50%なのだそうだ。このハンバーグ、分厚くて、牛肉感がバッチリ。さすがに肉の扱いをよく知っているというべきか。
山菜や錦糸卵が乗っているあたりは洋風なのか和風なのかよくわからなくなっているが、そんなこたあどうでもいいや、というくらいハンバーグの存在感が大きい。いや洋風だけど和風にも合うという懐の深さがあるのかもしれない。
ひとつ苦言を呈するなら、プラスチックのスプーンが付いているのだが、箸も付けてほしい。

「海苔のりべん」、福島県
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もはや名駅弁の仲間入りを果たしたと言ってもいいだろう。東京駅の駅弁屋でも人気で、入荷時間を見越していかないとなかなか入手できない(それでも最近は入荷数が増えたようで、いくらか入手しやすくなったようだ)。豚肉関連の新作駅弁を出してくることの多い調整元だが、ここ数年は「海苔のりべん」に集中させているようだ。京王からのリクエストなのかもしれない。
和装の女将がレジに立っているのも駅弁大会の風物詩のひとつ。
昆布と海苔、炒ったおかかと海苔、という二段のり弁である。おかずは出汁巻き玉子、鮭の塩焼き、煮物にゴボウの和え物などなど。奇を衒ったものは何一つない。それゆえ難しい弁当のはずなのだが、全てのクオリティが高い。どれもことごとく美味い。甘さ控えめで薄味の玉子が絶品。弁当に入った玉子としては出色の出来。煮物も滋味あふれる味だし、鮭も脂が乗っていていい感じ。ゴボウもいい。
何度食べても飽きることがない。1000円でお釣りがくるというのも嬉しい。

会場に戻り、デザートとして清泉寮のソフトクリーム。

夕飯用を調達し、駅弁大会のオアシス菅原ぶどう園へ。
いつも混んでいる。1杯200円のぶどうジュースを求める人、瓶詰のジュースを買う人、それぞれだ。
実直で純朴な園主ご夫妻の人柄に惹かれている人も多いのだろうと思う。

「米沢牛 伝統の百年 焼肉弁当」、山形県
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今回のメイン対決「新作牛肉駅弁対決」の一角。
初めての試みとして人気駅弁大会3店舗合同企画というもの。東京の京王、大阪の阪神百貨店、熊本の鶴屋百貨店それぞれの推しを一堂に会したという企画。
まずは京王の推しを選んでみた。
能書きはともかく、甘辛に煮た肉は文句なく美味い。味噌粕漬はどうだろう…。肉は柔らかく美味いのだが、味のピントがボケているようにも思う。もう少し味噌味が強くても良いのではないか。それと酒粕が強くアルコールの風味を強く感じてしまうのはマイナス。決してレベルの低い弁当ではないだけに少々惜しい気が…。

「海の輝き」、北海道
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これもまた名駅弁のひとつ。今回は「ウニ対決」での新作も用意されているのだが、まずはこちらだろう。これだってウニ弁当の名作である。
ウニとイクラが贅沢に乗っている。素材の勝負。さすがの美味さと存在感を誇る。たくさんのウニがぼそぼそでなく、しっとりとしていて、その甘みが格別。ウニの美味さに頼らず様々な工夫が感じられる。見た目の華やかさもいい。
ウニが苦手なたぬ〜もこの弁当はお気に入り。
ここの売り子のおねえさんはいつも対応が丁寧でね。慌てず騒がず、殺気立った会場の中でそこだけ時間の流れがゆったりしているように感じられる。
もうひとつの看板になりつつある「いくら華吹雪」は今回は対決があるのでお休みとのこと。

「伯養軒特製 帆立釜めし」、青森県
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釜めしとは言っても、釜めし風容器に入っているという意味合い。
蓋を開けた時の色味が綺麗だ。
小粒ながら帆立が10個入っている。見た目が華やかな弁当は楽しい。
どれも平均的に美味い。この平均的というのをどう捉えるか…。突出したものがないゆえにインパクトに欠ける。不満もないことが欠点となってしまうというのも気の毒だ。
いわゆる名駅弁あるいは横綱級と言われるものは「これだけは絶対に負けない」という主張があるのだ。
おそらくこの駅弁だけを食べていれば美味い駅弁となっていたのだろう。それが群雄割拠の駅弁大会にあってはどうしても分が悪く見えてしまう。それだけ厳しい世界だとも言える。
帆立好きにはお勧めできるし、買って損はないと思う。

というわけで、今日の駅弁。。。

・北海道、函館本線/小樽、海の輝き、\1,580
・北海道、留萌本線/留萌、にしんおやこ弁当、\890
・青森県、東北新幹線/新青森、伯養軒特製 帆立釜めし、\1,200
・山形県、奥羽本線/米沢、米沢牛 伝統の百年 焼肉弁当、\1,500
・福島県、東北本線/郡山、海苔のりべん、\950
・岐阜県、高山本線/高山、飛騨牛入り手こねハンバーグ弁当、\1,200
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