mixiユーザー(id:2615005)

2017年07月12日20:38

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ミク水着で「ぽっぴっぽー」/『虎よ、虎よ!』

小麦肌のミク水着シリーズ。ST肌はまだフューチャー・トーンに来ていないので、AC通勤者だけの特権だ。と思うが。DL版フューチャーを見られないので、間違えてるかも。
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価格はにひゃくえん〜〜♬
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おしり。                 わきとみっぱい。

・虎よ、虎よ!(56)作:アルフレッド・ベスター
全集で一度読んだのだが、視点人物が変わったときにプロットを見失ってしまい、正当な評価ができなかった。情けない。で、新刊で読み直した。

どわーーー、面白いっっ!好みド真ん中だった。
誰もがテレポートできるようになった25世紀。下級エンジニアのガリバー・フォイルは、宇宙船の事故で漂流していた。通りかかった豪華客船は、救助せず行ってしまった。フォイルは客船の関係者に復讐することを誓う。

暗い情熱の燃える復讐劇が幕を開ける。これだけでも十分に魅力的だが、敵側もフォイルの行方を追い求めている。事件には裏があり、さらに裏がある。謎に包まれた真相が徐々に輪郭を表す興奮といったら、並みのサスペンス小説半ダース分に匹敵する。
ジェットコースター的プロットに負けず、大量のアイデアが投入されている。病院の地下に院長の趣味で作られたフリーク動物園、科学を信奉する小惑星、五感を断ち切った生ける死人が暮らす宗教施設。
この世界では宗教はタブーなのだ。違法ポルノ売りは、「へへへ、神に祈りをささげる乙女の写真がありますぜ、旦那」と勧誘する。なんて素敵な世界だ。

キャラクターが素晴らしい。主人公のタフガイぶりに熱狂した。敵役は放射能人間とか蛇男とか、変態ぞろいで嬉しい。麗しいヒロインにも事欠かない。中でも電磁波を目視できるアルビノの娘が際立っている。プロット良し、アクション良し、アイデア山盛り、キャラは立ちすぎ。小説としてもSFとしても最高である。★★★★★
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