今日7月4日は東大寺の伽藍を復興した俊乗房重源上人の御忌法要「俊乗忌」が営まれます関係から、年に一度の俊乗堂が開扉される日です。
俊乗堂には、国宝の重源上人坐像(運慶作(諸説あり))と重文の阿弥陀如来立像(快慶作)が拝観できます。
1つのお堂で運慶仏と快慶仏を同時に拝観できるお寺は、東大寺さんと金剛峯寺さん以外、私は知りません。
重源上人のカットは昨年のこの日のタイミングでアップしていますので、今日のカットは、阿弥陀如来立像です。
なお、この像は今年の4月にもアップしていますが、今日は別アングルからです。
秘仏扱いだったため、保存状態はすごく良く、美しい姿が拝観できます。
ただ、今日は台風の接近もあって、午後から荒れるかも。参拝される方はお早めに気をつけておでかけください。
ただ、あまり激しい降りになると、事故防止と文化財保護の両面で開扉時間が繰り上げになる可能性もあります。午後から行かれる予定の方は確認いただくことも必要です。
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