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2017年04月19日13:52

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パリが今みたいになる前の、パリ展 @練馬区立美術館

パリはずいぶん古い街のように思うけど、実は日本に黒船が来たころに、ナポレオン三世の命で、当時の知事だったオスマンさん(写真左)が、ものすご〜く強引にスクラップ・アンド・ビルトして、今みたいな街になった。

これによって、ゴミ屋敷のようだったパリが清潔になって、美しく生まれ変わり、交通事情もよくなって商業も活発化した。

という一方、住人にしてみれば古い町のフゼイが無くなってしまったし、貧しい人は、市街地の外に追いやられることとなった。まあ、この辺は古いものに郷愁を感じる日本人なら良く分かる。

この展示会は、その大改装前のパリを、地図や、絵や、写真で復元したいという意欲的な試みで、その展示数は300にも及ぶ。

これを見るには、そりゃ〜、大変なエネルギーがいるが、それに値するすごいコレクションだった。何しろ、練馬美術館70年記念。県の美術館でありながら、国立近代美術館、大原美術館、ポーラ美術館など、絵を始めとする資料を集めている。毎日新聞も協賛している。

わたしは、パリはまあ詳しい〜と思っていたが、甘かった。知らない地名や場所が多くて、見ながらアタマがこんがらがった。また、二月革命〜共和制に移行〜フランス第三共和政の辺りは、フランスの歴史でもとてもややこしい所だ。

こーゆーのが分かっていたら、もっと面白かったと思ってくやしい。6月4日までやってるから、勉強してまた行くつもり。


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