日本画がちょっといいな〜と思いだしたのは、川合玉堂の「早乙女」を見てからのこと。まだ山種美術館が千鳥が淵の近くにあったころの事。
今、広尾の山種で開かれているのは「日本画の教科書」展。教科書に載るような絵を、「京都編12/10〜」「東京編2/16〜」に分けて展示しようというもの。
この日は、京都篇。竹内栖鳳の「斑猫」が入ってすぐの定位置でお出迎え(アタマの中にあったのよりも大きい絵だった〜)。上村松園が5枚(雪牡丹、新蛍など)、村上華岳のモナリザとも呼ばれる「裸婦」。
記憶に残しておきたいと思った1枚目は、福田平八郎の「桃と女」。24才の時の作。桃を収穫する娘のふっくらとした姿がいいな〜。この人、大分の人で、色紙みたいなのしか見てないので、引きつづき注目していきたい。
もうひとつが、土田麦僊「大原女」六曲一隻。屏風の右に小走りで向かう若々しい絵で、うっとりだ〜。
まず、この人を知らない。明治20年新潟生まれ。絵は竹内栖鳳に学ぶ。村上華岳らとともに国画創作協会を旗揚げした。伝統絵画に不満をもち、西洋美術と東洋の融合を目指した。この絵にも、ゴーギャンの影響がある(そうかな〜、ルノアールのような貴がするが〜)。
そもそも、日本画は、
大観、菱田春草、下村観山(日本美術院)、
古径ー土牛、川端龍子、(大田区に住んでた〜)
安田靫彦、前田青邨。(絵が似てる〜)
栖鳳ー上村松園 、土田麦僊 (国画創作協会、その他)
魁夷(関西の大物〜)
加山又造 平山郁夫 (いわゆる五山の一角)
御舟と漢字四文字のオンパレードでだれが誰だかわからなくなる。
東京編は、川合玉堂の「早乙女」も出るので、また教科書で勉強しようと思う
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