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2017年01月08日16:28

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日本画の教科書 京都編 ー栖鳳、松園から竹喬、平八郎へー  山種美術館

山種美術館は久しぶり。調べてみたら去年の2月「ゆかいな若冲・めでたい大観」に行ってたきり。なんでも去年50周年を迎えたそう。昔は千鳥ヶ淵の近くにあった。桜の季節は絵と花の両方を楽しめたし、イタリア大使館も近くて度々催されるオシャレな会に参加できた。広尾に移ったのは2009年・・・もう8年もたつのか・・・あせあせ(飛び散る汗)

展示室入り口には山種の看板ともいえる竹内栖鳳の「斑猫」。この猫の青い眼に何度ノックアウトされたことだろう。横を見れば上村松園の「牡丹雪」。ほかに松園の作品が4点。どれも美しく静かでいながら奥深いところに強い心が感じられる。

今回の展示で最も心惹かれたのは土田麦僊の「大原女」。荷物を掲げ持つ大原女のどっしりとした存在感と中央で枝を広げる桜の老木がダイナミックな名品。

最後別室にあった福田平八郎の「牡丹」には驚いた。デザイン的な絵を描く人だと思っていたけどこんなに精密で華やかな絵も描くのか。

題名通り「栖鳳、松園から竹喬、平八郎へ」、名品ばかりの展示会。東京編も楽しみ。

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