実にそっけないタイトルだが、入ってすぐ、白隠さんの「達磨像」から、307番の池大雅「五百羅漢」まで、気の抜けない大作、名作、話題作がどっさり。狩野元信、探幽、長谷川等伯、雪村、若冲もありますよ、くるみさん!
これは京都国博から廻ってきた展示だが、展示品の数は、京都のほぼ2倍になっている。タイトルがタイトルだけに、寺〜僧〜仏教美術で、抹香臭いことこの上ないが、なぜか若い女性がいっぱい。これも、歴女、刀剣ガール、落語ギャルなどの流れなんだろうか。
自分の為に、サクッと書いておくと、禅宗は、栄西が日本に伝えた。政権寄りの臨済宗と、地方武士や民衆に支持された曹洞宗に分かれる。さらに、江戸時代にインゲンさんが広めた黄檗宗が加わった。
ほら、京都の五山(とか鎌倉五山)とか言うじゃないですか。あれは、臨済宗の五山の事なんですよね。その五山や、他の宗派を展示。仏像、寺の宝物、仏教美術という流れ。国宝なんか、いくつあるのか数え切れないほど。
瓢鮎図(ひょうねんず) 如拙
呂洞賓図(りょどうひんず)雪村
大仙院障壁画・四季花鳥図 狩野元信筆
花見図(はなみず)仙崖
竹林猿の図 等伯
竜虎図屏風 狩野山楽
疲れきった最後の方で、次々とすごいのが展開される!!見て良かった〜、なにしろ今度の日曜までなんだ〜。
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