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2016年08月30日07:47

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薩摩守(さつまのかみ)のこと

今や、煙管 (きせる) と言っても分かる人は少なくなったと思われる。

芥川龍之介に 『煙管』 という面白い短篇がある。
今回は、その話ではない。

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現在のJRを国鉄と言った頃の話だ。

その頃、鉄道に、薩摩守(さつまのかみ)という、言わば隠語があった。
これも、今や、ご存知の方は少なくなっただろう。

薩摩守(さつまのかみ)とは・・・

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少し落語めくが、「ただのり」 つまり無賃金で汽車に乗ることである。

ご存知、平家物語に、有名な 『忠度(ただのり)都落』 の哀話がある。
高校あたりの古文に、よく掲載されているアレだ。

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薩摩守忠度は、いづくよりや帰られたりけん・・・

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さざ浪や志賀の都は荒れにしを昔ながらの山桜かな

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よい歌だと私は思う。
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