『平家物語』に『鬼界が島』に追放された俊寛僧都の有名な話がある。知る人ぞ知る悲話であるが、有王は都へ生還し俊寛の娘に会う。その箇所を『平家物語』は以下のように簡潔に記述している。---------------------(前略)その後都へ上り、僧都の御女の忍んで
『鬼の研究』(馬場あき子)に、能『鉄輪の女』の記載がある。(原典は『平家物語:剣の巻:鉄輪の女』) 以下に其の一部を引用する。----------------------------嵯峨天皇の代の頃、ある公卿の女、あまりに妬み深く、貴船に七日籠り鬼になることを求めたところ
今から何十年か前の或る夏、NHKラジオの日曜名作座という番組で、百鬼園夜話と題された語りが放送された。日曜名作座は知る人ぞ知る長寿番組で当時、森繁久彌と加藤道子が担当していた。その夏の或る週の毎日曜日の夜、一話限りの語りが放送された。その頃
小池真理子の小説が好きな方はスルーされたし。----ネットで何気なく見ていたら此の人は『幻想怪奇小説』を書くらしい。私は其のテのものが好きだから、図書館で何冊か借りて読んだ。『ソナチネ』『千日のマリア』『怪談』。いずれも幾つかの短篇から構成され