東京音楽コン 声楽部門本選 @東京文化会館
日本人が2人、韓国人が2人、ロシア人1人。日フィルをバックに5人が本選に臨んだ。
予選は小ホールだったので、残った人は声量充分。ビンビン耳に響いたが、本選は大ホールになったので、予選でわたしが選んだ今井さんは、背声量不足、声量がないと表現も寂しくなる。同じ理由で平山さんもダメ。
残る3人で、最後のふたりはバリトン。しかも、ドンカルロは同じ曲。アン・ジョンミンさんはテノール系の伸びる声、それに対してロシア人のヴィタリ・ユシュマノフさんは低音がバリバリ響く。
迷ったが、聴衆賞はロシア人に投票した。それにしても、アン・ジョンミンの「夕星の歌」みたいに知ってる曲入れた方がトクだと思うし、日本人なら日本の歌曲入れれたいいのになぁ。選ぶのはプロだからカンケーないのかなぁ。
8時に終わって、8時半が表彰式。わたしは帰ってしまったが、そろそろ発表のメールが入る頃。
キム・テウン(メゾソプラノ) KIM Taeeun, Mezzosoprano
A.ベルク:「初期の7つの歌」より “ナイチンゲール”
R.シュトラウス:「8つの歌」より “献呈” Op.10-1
J.マスネ:歌劇「ウェルテル」より “さあ涙を流させて”
G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “おおむごい運命よ”
今井 実希(ソプラノ) IMAI Miki, Soprano
J.ハイドン:オラトリオ「天地創造」より “いまや野は瑞々しい緑を差し出して”
C.グノー:歌劇「ファウスト」より “トゥーレの王〜宝石の歌”
平山 莉奈(メゾソプラノ) HIRAYAMA Rina, Mezzosoprano
G.ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」より “私のフェルナンド”
V.ベッリーニ:歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」より “君だけに、僕のジュリエッタ”
G.ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」より “悲しみと涙のうちに生まれ”
ヴィタリ・ユシュマノフ(バリトン) Vitaly YUSHMANOV, Baritone
G.ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」より “おまえこそ心を汚すもの”
G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “私の最後の日が来ました〜私は死に行きます”
アン・ジョンミン(バリトン) AHN JeongMeen, Baritone
G.ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」より “天使のように美しい娘”
R.ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より “死の予感のように〜夕星の歌”
G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “私の最後の日が来ました〜私は死に行きます”
ログインしてコメントを確認・投稿する