レーザー測定で東大寺盧舎那仏の螺髪の数がわかったとのニュース。
これまで創建時(平安時代)の966個と言われて来たものが、今回492個(9個は外れている)と見られるとのこと。
ただ、これまで正しい数が把握されていないということを知ってちょっと驚き、さらに「星の数じゃあるまいし、数えようと思えば数えられたのでは?」毎年御身ぬぐいで何人もの人が、頭部に登っているのだしと思ったのは私だけでしょうか。
でも実際は、後頭部が光背で隠されて把握できなかったらしい。
見えない部分も観察することができるようになった技術の進歩、改めて凄いことと思います。
ということで、今日のカットは大仏殿の一角から見上げた盧舎那仏像です。
このアングルを見つけたときは嬉しなって、喜々としてスケッチしました。
私の知る限り、国宝仏で許可なく自由にスケッチ(写真も)が許されるのは、東大寺のこの盧舎那仏像と同寺南大門の仁王像だけ、この面でも特別な存在です。
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