彼女は間違いなく勝つか負けるかではなく、続けるか辞めるかに対して半々だと言った・・・・・
ハーフハーフ・・・・
もしかしたら流行語大賞ともなったかもしれないこの真央ちゃんの言葉がボクにはずっと気になっていた。
半々・・・・
ぼくはスポーツ選手に半々なんて言葉は間違っても存在しないと思っていた。いや、今でも思っている。
勝負において半々なんてない。白か黒か、勝つか負けるかだけだ・・・・
もちろん浅田真央ちゃんは勝負の世界でハーフハーフと言ったわけではなく、今後の現役続行について言っただけだ。今後の自分の将来について半々だと言った。
そう、勝つか負けるかではなく、続けるか辞めるかに対して半々だと・・・・
それはボクたちには分からない世界があってうまく表現できない場面だったのかもしれないが、それでも・・・・・
自分の立場を半々と言った浅田真央ちゃんと世界王者として練習に取り組んできたという羽生選手の言葉とはまったく相反する・・・・
昨日のショートプログラムで高橋大輔ばりのステップを披露し、あのドヤ顔でフィニッシュしたこれまでは見たこともないような羽生に対して、真央ちゃんは演技のミスとかではなく自信に満ちた顔がなかった。
演技修了後は膝をついて頭を抱えたくらいだ。
断っておく。
ボクは真央ちゃんを批判しているわけではない。むしろ真央ちゃんは大好きだし・・・
だけど、もし気持ちの集中力がなくなったのだとしたら今すぐ辞めてもいいと思う。今日の羽生選手と真央ちゃんを見比べるとこれまでの実績はほぼ同じであるにも関わらず、自身もオーラもまったく違って見えた。
ハーフハーフ・・・100%ではなく半々・・・・
普通に考えたらそう思った段階で・・・・
真央ちゃんの活躍をもちろん願うが、彼女がいい競技生活の終え方を迎えてほしいとも思う。
彼女がハーフハーフではなくはっきりと100%引退しますと言ったら、ボクは誰よりも大きな拍手を送りたいと思っている。
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