・はじめに
川崎で餃子を食べるのは実に4年ぶりである。それだけの期間、研究を続けられたことが嬉しい。
その4年前にはたぶんまだなかった、ラゾーナに足を運んでみる。
餃子を出していそうな店、と調べたのだが、やはり餃子、と名前がついている店に目が行く。
この店は、グリーンハウスグループという会社の系列の店である。
他の店舗としては、とんかつ新宿さぼてん、おかゆと麺の店 粥餐庁、などがある…
・対象
営業時間：11:30〜23:00 定休日：無休(ラゾーナ川崎休館日を除く)
プレーン餃子、わさび餃子、柚子胡椒餃子、生姜餃子、チーズ餃子、茹で餃子、蒸し餃子、揚げ餃子
いずれも5個280円、5種類を1個ずつにしても同じ価格
すべてテーブル席で、全部で58席ある模様だ。200人は入れる計算である。
・結果
いずれの餃子にも羽根がついている。
大きさはやや小さめ、皮は中程度の厚さ、餡は肉と野菜が半々程度か。
柚子胡椒餃子はその風味がしっかりつけられている。
・考察
チェーン店で、かつ大型フードコートにある場合、簡単には経営破たんできない義務がある。
家賃も人件費も、桁違いであろう。
だからこそ、一部のマニアのためのものを作るわけにはいかないのだ。
できるだけ人が入りやすいように、リピーターにもなってくれるように。
そして客単価も高くするように。そういった方向に経営は進むだろう。
その手段として、餃子の種類を増やす、1皿の総量を少なめにして複数注文させる、
などの戦略はリーズナブルである。
しかし、それはこちらが求めるものではない。仕方ない、と片付けるほかない。
・まとめ
評価は3である。まとまりのある餃子、という表現が良いだろうか。
餃子を看板メニューにしているだけのことはある。
あまり目立った欠点があるようには感じられないにもかかわらず、何度も食べようと思えない。
その理由は、やはり全国統一的な作りだからなのだろう。
ログインしてコメントを確認・投稿する